プチ断食でお馴染みのファスティング。数日だけ酵素ドリンクなどを置き換えることによって、体内をクリーンにし、スッキリ痩せられることが魅力です。
でも、話題にのっていざ挑戦してみたら何故か痩せない、痩せたのにあっという間にリバウンドしたり、体重が増えたなんて人もいるかもしれません。
もしかしたら、あなたのファスティング方法は間違えているのかもしれません。間違えたファスティングをする前に、よくある失敗を覚えておきましょう。
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ファスティング中に運動しなかった
運動しないと筋肉量と基礎代謝が落ち込む
ダイエットは、摂取カロリーが消費カロリーを上回らなければ痩せるという理屈にもとづいています。食事をとらずにドリンクに置き換えれば、自然と基礎代謝による消費カロリーが摂取カロリーを上回ります。
酵素ドリンクや、グリーンスムージーに置き換え、食べることを断つことで体重を減らすファスティング。食べなければ痩せるというシンプルさが魅力ですが、だからと言って運動をまったくしないと失敗という落とし穴にハマってしまうのです。
ファスティング終了後、体重とともに筋肉量も落ち、基礎代謝も減少してしまいます。この状態でダイエットに成功したと勘違いして、いつも通りの食事に戻すと、体重は元通りどころかリバウンドする恐れがあります。
ファスティング中でも軽い筋トレは続けよう
ファスティングにまったく体を動かさないというのはとても危険な行為です。かと言って、負荷のかかる筋トレをするのも間違い。
ファスティング中はあくまで、筋肉量をキープする程度の軽い筋トレを続けるようにしましょう。それにはストレッチや軽いウォーキングで十分です。ファスティング中は、空腹と戦いひたすら寝て過ごす生活をするのではなく、体を軽く動かすことが失敗しないポイントの一つです。
準備期間を設けずにファスティング
体に準備をさせる準備期間
ファスティングダイエットには準備期間が重要です。ダイエットを考えて、ファスティングを知り、即断食開始!ということだけは絶対に避けましょう。直ぐに行動にうつすという実行力の高さは素晴らしいのですが、早とちりには注意です。
急に食べ物を断ってしまうと、体内はびっくりしてしまい、頭痛や吐き気など体調不良の引き金にもなります。
ファスティングの成功に欠かせない準備期間
また、準備期間を設けることで徐々に断食へのステップを踏むことができるので、ファスティング期間が少し楽になります。逆に準備期間がないと、途中で断念なんてことにもなりかねません。
準備期間を含めてファスティングのスケジュールを組むことがポイントです。
回復期間を設けないのもNG
準備期間と同様に、回復期間もファスティングにはとっても大事な期間です。食事をしない生活をして、すぐに今まで通りの食事に戻すと、胃がびっくりして体調不良を引き起こす危険性があります。おかゆやお味噌汁など、消化に良い食べ物から徐々に通常の食事へ戻すようにしましょう。
酵素ドリンクやスムージーの摂り過ぎ
意外と高カロリーなファスティングのドリンク
酵素ドリンクやグリーンスムージーであれば、飲みまくっていいわけではありません。お腹がすいたらすぐに飲むような行動をとってしまうと、結局摂取カロリーが高くなってしまいます。特に酵素ドリンクはいわゆる清涼飲料水の一種であり、意外と高カロリーです。
酵素ドリンク・スムージーは適量を守ること
酵素ドリンクであれば、商品にもよりますが1日20~60ml程度を、3倍にうすめて飲むのが目安です。よって、1日に摂取するドリンクの量は60~180ml。これを3食に分けて飲むというわけなので、ファスティング中にお腹がいっぱいという状態にはなりません。あくまで断食なので、我慢する期間は頑張って我慢しましょう。
また、スムージーであれば1日1リットルくらいが目安です。大きめのコップ2~3杯くらいの量を1日に調整して飲むようにしましょう。グリーンスムージーのほうが酵素ドリンクよりもお腹にたまりやすいので、初めてのファスティングでドリンクを迷っている場合はグリーンスムージーがおすすめです。
おわりに
今回はファスティングのよくある失敗をご紹介しました。ファスティングダイエットで体重が減らなかったり、終了後すぐに体重が戻ってしまった人は自分のダイエットを見なおしてみましょう。
また、ファスティングに初挑戦という人は、このような失敗をしないように注意してダイエットに励みましょう。
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