ストレスやお肌に合わない化粧品などで肌荒れしてしまった経験はどなたにもあるかと思います。お肌が不調なときに限って大事な予定が入ったり、メイクをしていいのか悩んだりする方も多いのではないでしょうか。
今回は、肌荒れで困っている方向けに、肌荒れ中の化粧品を選ぶときの考え方をご紹介します。
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肌荒れの原因になりがちなもの
肌荒れの原因として、外部刺激によるダメージと内部刺激によるダメージに分けられます。それぞれの原因を見てみましょう。
肌荒れの原因になる3つの外部刺激
肌にダメージを与える外部刺激として、「肌質に合わない化粧品によるダメージ」と「化学物質や紫外線によるダメージ」、「髪の毛によるダメージ」の3つがあげられます。それぞれのどのようなものかを見てみましょう。
化粧品によるダメージ
化粧品を変えたタイミングで肌の様子がおかしくなった場合は、その新しい化粧品が原因であることが考えられます。使い続けるとさらにお肌の状態が悪化してしまうため、お肌になんらかの異常が出たらすぐに使用をストップしてください。
紫外線によるダメージ
化粧品のほかに対外のダメージとして知られているのが、紫外線によるダメージです。日焼け止めは室内にいるときでも欠かさず塗り、お肌を紫外線のダメージから守りましょう。
髪の毛によるダメージ
意外な原因として、髪の毛による刺激も肌荒れの原因になることがあります。洗い残しがあったり汗をかいたままの髪の毛が皮膚を刺激すると、そこからニキビなどができやすくなります。
髪の毛を洗うときには、トリートメントなどは完全に洗い流す、髪の毛は束ねておくなど対策をしておくといいでしょう。
肌荒れの原因になる2つの体内からのダメージ
外部刺激と並んで無視できないのが、中からのダメージです。中からのダメージは、「胃腸の疲れ」や「ホルモンバランス」の乱れなどがあります。
胃腸の疲れ
例えば食事バランスが乱れて胃腸が疲れているときにもお肌が荒れがち。特に身体を冷やすメニューが増える夏は、汗をかきやすいことと合わせて要注意な季節です。
ホルモンバランスの乱れ
また、ホルモンバランスが崩れると、使っていた化粧品が突然合わなくなったりすることもあります。強いストレスを感じているときや生理前に吹き出物が出るようなときには、ホルモンバランスが乱れているかもしれません。
肌荒れ中の基礎化粧品の選び方
肌荒れ中でもメイク自体はできますが、肌荒れしているのは肌が弱っている証拠なので、どんなメイクアイテムでもOKではありません。
どの化粧品にも、肌荒れした際に向いているものがあります。早速、どんなメイクアイテムを選ぶといいのかチェックしてみましょう。
洗顔料
コスメにもいえることですが香料や界面活性剤、保存料・防腐剤、アルコールなどが入っていない低刺激のものを選びましょう。洗浄力が強すぎるものやピーリング効果が期待できるものは肌の刺激になってしまうため避けてください。
化粧水
乾燥するとお肌を外敵から守るバリアー機能が減退し、お肌の状態が悪化してしまいます。
そんなときは、肌に刺激を与える成分が入っていない高保湿のものを選びましょう。肌荒れが悪化して化粧水もお肌にしみるなら、保湿効果のあるワセリンをのせるだけでもOKです。
肌荒れ中の「化粧品」の選び方
肌荒れ中だからこそ化粧品選びにはこだわりたいもの。肌荒れ中の化粧品選びのポイントをチェックしてみましょう。
化粧下地
お肌はいろいろなコスメを重ね塗りすることでお肌の負担が増えてしまうためです。化粧下地は重ね塗りの必要があまりないものを選びましょう。
化粧のベースとなる化粧下地を重ね塗りしなければ、お肌の負担を大きく減らせます。あえてファンデーションもつけずにBBクリームだけでベースメイクを完了させるのも効果的です。
ファンデーション
ファンデーションにはBBクリームを基本に、お肌の負担が少ないミネラルパウダーファンデーションか、美容液入りのクッションファンデーションを選びましょう。
どちらも保湿力が強いので、乾燥による肌荒れに悩んでいるときに使いやすいアイテムといえるでしょう。
※オーガニック化粧品については 本当にお肌にやさしい?オーガニック化粧品とは で紹介しています。
おわりに
肌荒れ中は選んだ化粧品によってお肌のコンディションが大きく左右されるので、化粧品選びには普段よりも慎重になる必要があります。
普段よりも慎重に自分に合う化粧品を吟味し、美しいお肌を目指しましょう。
美肌づくりと海外旅行が大好きなフリーライター。
普段は、おもにパックやオイル、お肌に優しい食材やお茶を使ったスキンケア方法でトラブルレスな肌づくりを実践しています。
旅_先では現地のコスメや美容トレンドをサーチしたり、現地のローカルフードを楽しむのが大好き!最近はコスメを身近なものでDIYするのにはまり中。