左右非対称!顔のゆがみの原因と治し方

顔のゆがみの原因

鏡を見ていて、自分の顔が左右非対称であることに気づいた人はいませんか?このような左右非対称な顔は、ゆがみが原因であることも多く、顔を大きく見せる一因となります。顔のゆがみを直せば、フェイスラインがすっきりして小顔に見えることも。
今回は、顔のゆがみが起こる原因とその治し方を見てみましょう。

顔のゆがみが起こる原因とは?

顔のゆがみの治し方

生まれつき骨格が左右非対称という人もいますが、多くの場合、日常生活でのちょっとした習慣やクセが、ゆがみの原因になっています。まずは顔のゆがみが起こる原因を知り、改善できるところがないかチェックしてみましょう。
左右非対称な顔のゆがみは顔や頭だけではなく、体全体にかかるアンバランスな力によって起こります。

  • 左右どちらかの歯でばかり食べ物をかんでいる
  • ほおづえをつくクセがある
  • 座るとき脚を組んでいる
  • 立ったときに左右どちらかに重心をかけている、またはバッグをいつも同じ方の肩にかけたりしている
  • 顔を傾けるクセがある
  • 口呼吸をしている
  • 猫背

マッサージやエクササイズで顔のゆがみを改善する方法

顔とつながる首の筋肉やあごの関節がこわばると顔のゆがみにつながります。顔のゆがみと深い関連性のある筋肉をほぐしたり、あごの関節を動かすことで、ゆがみの軽減が期待できます。

胸鎖乳突筋のマッサージ

横を向いたときに耳の下から鎖骨にかけて斜めに浮かぶ、太い筋肉が胸鎖乳突筋です。いつも右側の歯で食べ物をかんでいると、左側の咬筋(こうきん)がゆるみます。すると、連動している胸鎖乳突筋もゆるみ、左側の目や耳が高くなるのです。
よく使う側の胸鎖乳突筋はこわばっている可能性が大。横を向いた状態で、人さし指と親指で胸鎖乳突筋を軽くつまんで、耳の下から鎖骨にかけて優しくほぐしていきましょう。

あごの関節のエクササイズでフェイスラインのゆがみを解消

両手の親指の付け根のふくらんだ部分を左右のこめかみに当てて、頭蓋骨を包みこむようにします。その状態で正面を向いて「アー」と声を出しながら、口を大きく開きます。これを10回繰り返しましょう。
その後、頭を抑えたまま口を軽く閉じ、下あごだけを左右に動かします。これも左右10回ずつ繰り返しましょう。

ゆがみを招く生活習慣を見直そう

マッサージやエクササイズでケアするのと並行して、顔のゆがみを招く習慣を見直す必要があります。最後に今すぐできる、顔のゆがみを招く生活習慣の改善方法を紹介します。

姿勢は正しく

右の肩ばかりにバッグをかけて歩いているという人は、1日おきに左側にかけるようにしてみましょう。食事をするときは左右の歯でバランスよくかむように心がけること。普段、あまり使っていない方の奥歯でガムをかむのも有効です。
姿勢の悪さも顔のゆがみにつながります。座ったときの正しい姿勢として、よく「仙骨を立てる」といいますが、これは骨盤が座っているイスや床の面に対して直角になっている状態のことをいいます。座るときは、この状態を心がけ、肩の力を抜いて耳と肩の距離が遠くなるようにします。

姿勢矯正のサポートにはヨガやピラティス

正しい姿勢がよくわからない、感覚がつかめないという方はヨガやピラティスにトライしてみてはいかがでしょうか。鼻呼吸や胸式呼吸を学ぶことができ、顔のゆがみを招く口呼吸の改善にもつながります。DVDを見ながら行ってもいいですし、公共のスポーツセンターなどで行われている講座に参加してみるのもおすすめ。

筆者はヨガとピラティスに通っていますが、インストラクターをしている方は、姿勢もよく、左右バランスのいい小顔をしている方がほとんど。顔の大きい方は見たことがありません。

おわりに

顔のゆがみは体のゆがみと直結しています。顔にゆがみがある人は首や肩に不調を訴えていることが多く、そのまま放置しておくと、症状が悪化してしまうこともあります。体のゆがみを改善すれば、左右バランスのとれた小顔に近づくことができるだけではなく、体のコンディションもよくなるかもしれませんよ!

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