お家で簡単!セルフエステのやり方と注意点

お家で簡単!セルフエステのやり方と注意点

プロの手によって美しくなれるエステ。でもこまめに通うとなると、時間的にも経済的にもちょっと厳しい面がありますよね。そこでおすすめなのが、お家でサクッとできるセルフエステ。
今回は、簡単にできるセルフエステの方法や、その注意点についてご紹介していきます!

セルフエステで美人力をアップしよう!

日課になっているベーシックなスキンケア。今より美人レベルを上げたいなら、プラスしてセルフエステに挑戦してみましょう。特別なケアを定期的にすることで、ゆらぎがちな肌のコンディションも整えやすくなります。
さらに、好きなときにできるという手軽さもセルフエステの魅力。お家から出る必要がないので、自分の気が向いたタイミングで取り組むことができますよ!

セルフエステに大切な3つのステップ

セルフエステの3ステップ

セルフエステは、3つのステップを踏まえるのがポイント。順番にステップを見てみましょう。

その1:不要物を取る

肌に要らないものが残っていては、後から良いものを与えても十分に浸透してくれません。古い角質など、最初に要らないものはきちんとクリアにしておきます。

その2:外側から流す

せっかくケアしても、血流や筋肉の動きが滞っていると、ケア後もすぐ元の状態に戻ってしまいます。マッサージやツボ押しで、外側から内側に働きかけていきましょう。

その3:必要なものを補う

セルフエステの最後は、潤いや栄養をお肌にたっぷりと。はじめに不要物をオフしているので、いつもより肌に行き渡りやすい状態になっていますよ。

顔だけでなく髪にもセルフエステを!

髪の毛にもセルフエステ

第一印象を左右する髪がパサついていると、清潔感がないように見えるだけではなく、どこか肌も乾燥しているような印象に…。
また、年齢が表れやすい部分でもあるので、特に入念なケアが欠かせません。髪にもセルフエステをして、美しくつややかな状態をキープしましょう。

具体的なセルフエステの方法:フェイス編

抜かりないお手入れが求められる「顔」。顔の肌コンディションが良いと若々しく見え、メイクのノリやモチも格段にアップ。

スペシャルなお手入れで美肌を目指そう

スペシャルケアで美肌を目指す

肌状態が良好だとベースメイクが美しく仕上がり、目元や口元のポイントメイクも映えてきます。日々のスキンケアだけでなく、スペシャルなお手入れで、さらなる美肌を目指しましょう!

その1:不要物を取る

加齢や生活習慣などでターンオーバーの周期が乱れて、古い角質が肌表面に残ることがあります。そうなると肌にゴワつきを感じたり、くすんで顔色が悪く見えたりすることも…。肌に透明感を呼び戻すために、要らなくなった古い角質は、スクラブやピーリングコスメなどでしっかりオフしていきましょう。
ペースは1〜2週間に一度くらいでOK。刺激が強いので、目のまわりなど皮膚の薄い部分は避けるようにします。商品によって使い方や使用頻度が異なるので、事前にしっかり説明書きを読むことも重要です。

その2:外側から流す

意外と凝りやすい顔の筋肉。しっかりほぐすことで顔のゆがみが戻りやすくなり、肌の弾力アップも期待できます。顔にあるリンパ節を刺激しながら、マッサージをしましょう。
マッサージでは、力の入れ具合がポイント。強すぎると肌に摩擦で皮膚を傷める原因にもなるので、マッサージクリームやオイルの併用は欠かせません。

血行を良くしよう!リンパマッサージの流れ

  1. エラの下(上深頚リンパ管)、耳の付け根付近(耳下腺リンパ節)、顎の付け根(顎下リンパ節)、うなじ部分(後頭リンパ節)、鎖骨周辺(リンパ本幹)などのリンパ節をほぐしていきます。指を曲げて、その関節で優しく押すようなイメージ
  2. ソフトな圧をかけながら、顔の内側から外側に向かって押し流していきます。仕上げは、エラの下(上深頚リンパ節)から鎖骨周辺(リンパ本幹)に向かって押し流します

その3:必要なものを補う

不足する栄養素を補う

毎日化粧水を使っていても、ちょっとした季節の変化や生活環境の違いで、肌は乾きやすい状態になります。定期的に保湿パックをおこない、肌にたっぷりと潤いを与えてあげましょう。
手早いのは、化粧水が染みこんだシートマスクを使ったパック。さらにお肌をプルンとさせたいなら、美容液をたくさん含んだタイプもおすすめ。パック用シートだけの商品もあるので、普段の化粧水や美容液を使いたいなら、そういったアイテムを取り入れてみるのも良いかもしれません。

具体的なセルフエステの方法:ヘア編

美しい髪を育てるために欠かせないのが、頭皮ケア。あまり気遣うことのない部分かも知れませんが、頭皮のケアを丁寧にすると、髪のツヤはもちろん、ハリやコシも出てくるようになります。セルフエステで頭皮をいたわり、美しい髪をゲットしましょう!

頭皮ケアと合わせて髪の毛もケアする

流す前に梳く
「髪の乾燥が気になる!」という方は、シャンプーの前にオイルパックをするのも効果的。先にオイルで髪をしっとりさせてからシャンプーすることで、水分や栄養分が失われにくくなります。もちろんシャンプー後も、オイルを適量つけてから乾かしましょう。毛穴が詰まってしまうので、オイルは頭皮につかないように注意してくださいね!

その1:不要物を取る

まずは、頭皮や髪の不要物をブラッシングで取り除きます。用意するものは、ごく普通のヘアブラシ。クッション性の高いものや、面積の広いものであればなお良い感じ。もちろん、髪のツヤ出しに効果のあるものや、ヘッドマッサージに適した美容ブラシを使ってもOKです。

頭皮を健やかにするブラッシング方法

  1. まずは下から上に向かってブラッシングしていきます。後頭部などは、首を前に倒すとやりやすくなります
  2. 耳上のこめかみ部分や耳の後ろあたりに、グリグリとブラシを押し当てます。リンパの流れも良くなります!
  3. 頭頂にブラシをギュッと押し当て、一度力を抜きます。その動きを繰り返しながら、少しずつ前に向かって刺激していきます
  4. 最後に、頭全体をブラシで軽くトントンとたたきます。特に後頭部は念入りにおこなうのがポイント!

その2:外側から流す

頭皮ケアというとシャワーの水流を直接頭皮に当てればいいと考えるかもしれませんが、外側から流すのが基本。そのときに頭皮マッサージをすることで、より大きな効果が得られます。

頭皮を健やかにするマッサージ方法

  1. 頭頂にある耳と鼻の延長線が交わる部分(百会・ひゃくえ)を、指の腹でギュッと押します
  2. 後頭部の生え際にある首の後ろの細い筋の外側あたり(天柱・てんちゅう)を親指の腹で押します。後頭部全体を手のひらで下から包むようにすると力が入りやすいですよ
  3. 天柱より数センチ少し外側にあるくぼんだ部分(風池・ふうち)を、同じく親指の腹で刺激します。自律神経に働き、疲れを和らげる効果も!
  4. 耳たぶの後ろの骨を少しなぞった部分(完骨・かんこつ)を、親指の腹で押していきます。血行が良くなり、首周りの緊張感もほどけていきます

必要なものを補う

トリートメントはしっかりと

毎日コンディショナーを使っていても、スペシャルケアを定期的にして、髪一本一本に栄養をたっぷり与えてあげましょう。お風呂から上がったら洗い流さないトリートメントをなじませるなど、いつものケア「プラスアルファ」のステップを取り入れます。

おわりに

自分のペースで手軽にできるセルフエステ。1週間に1回、1ヶ月に1回など、頻度を決めてコツコツと積み重ねれば、着実にその成果は表れてくるはずです。ぜひみなさんもトライして、自分の「キレイ」をじっくりと育んでくださいね!

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