ストレッチには運動する前にけがをしないようにする準備運動や、運動後のクールダウンというイメージを持つ方も多いと思います。軽く見られがちなストレッチですが、実はストレッチそのものにも無視できないダイエット効果があるのです。
今回は、知られざるストレッチのダイエット効果や、どのようなストレッチがダイエットに効果的なのかを見てみましょう。
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ストレッチがダイエットに効果的な理由
ダイエットの運動は大きく分けて、脂肪を燃やす「有酸素運動」と、基礎代謝を改善する「無酸素運動」に分けられます。基礎代謝でエネルギーを消費するのは主に筋肉であり、筋肉量を増やせば基礎代謝量も比例して増えていきます。
リバウンド予防のためには、バランスよく取り入れることが欠かせません。ストレッチで各部位の可動域が広がれば運動量も増えて、基礎代謝の向上も期待できます。基礎代謝が向上することで、ダイエット後のリバウンド予防が期待できるのです。
また、身体の各関節の可動域が広がるため、けがの心配が少なくなり、運動に適した体づくりになるだけではなく、血行改善による疲労回復も期待できるので、準備運動やクールダウンにもストレッチが取り入れられているのです。
効率よくストレッチをするためのポイント
ストレッチにベストなタイミングは入浴後
入浴後は体が温まっているので筋肉も伸びやすく、ストレッチをするのに最適な時間帯です。また、動かない筋肉を無理に伸ばして痛めてしまうということも避けられ、入浴したのに大量に汗をかくということもありません。
けがをしないように気をつける
痛みを感じるくらいまでストレッチをする人がいますが、これはけがの原因にもなるので逆効果。ストレッチは筋肉を伸ばして気持ちよく感じられる程度で十分です。
ストレッチの効果を上げるために
目的に応じてストレッチを使い分ける
ストレッチには反動をつける「動的ストレッチ」と反動をつけない「静的ストレッチ」がありますが、ダイエット目的なら静的ストレッチで十分です。
静的ストレッチは筋肉や筋に心地よい緊張が感じられるところで、そのままの状態を10秒から15秒程度キープします。最適な負荷は毎日微妙に変化するので、無理のない範囲で負荷をかけるストレッチを継続しましょう。
呼吸にも気を配ろう
無酸素運動をする際の筋トレでも呼吸の仕方は重要ですが、ストレッチでは呼吸にも気を配りましょう。といっても、ストレッチではリラックスしながら、普段通り呼吸をすれば問題ありません。
毎日することが大事
筋トレでは回復期間を置くことが重要ですが、ストレッチはそれほど負荷が大きくないため、毎日続けることが肝心です。継続しないと基礎代謝も元に戻ってしまいます。ストレッチにかかる時間は1日5分から10分程度なので、継続する習慣をつけて取り組むようにしてください。
おわりに
どの運動でも言えることですが、ストレッチは数日間程度では効果を期待することはできません。やはり重要なのは継続することです。
ストレッチはダイエット効果だけでなく、体をリラックスさせる作用もあります。ジムでの筋トレやマラソンほど敷居も高くありません。試しにはじめてみるのには、もってこいの運動といえるでしょう。
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