ダメージが少ないヘアカラーとして、幅広い年代の女性に注目を集めているのがハーブカラーです。通常のヘアカラーと比べると負担の少ないハーブカラーですが、きれいに染めるためにはいくつかのポイントがあります。
今回は、ハーブカラーで染めるメリットとデメリットを見てみましょう。
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ハーブエキス配合のヘアカラー「ハーブカラー」
ハーブカラーとはハーブエキスを配合したヘアカラーであり、髪や頭皮に優しい成分で作られているのが特徴です。
髪の毛が傷みやすい人や敏感肌の人、アレルギーがある人といった髪染めが負担になる人や、ナチュラルな色味や自然な白髪染めをしたい人に向いています。
3種類あるハーブカラー
ハーブの配合量によって、ハーブカラーは3種類に分かれています。配合量によって髪へのダメージも違いがあるので、知っておくといいでしょう。
100%天然ハーブタイプ
ヘナカラーや草木染めといわれるハーブカラーです。100%天然ハーブの成分で作られているので、最も髪や頭皮に優しいヘアカラーといえます。主に白髪染めとして使われます。
天然ハーブに少量の染料タイプ
ケミカルヘナとも呼ばれるこのタイプは、ほとんどが天然ハーブ成分ですが、少量の染料を加えることで、100%天然ハーブタイプよりも染まりやすいのが特徴です。白髪染めとして使用されます。
ほぼ普通のヘアカラータイプ
ハーブカラーは白髪染めに使われることが多いですが、普通のヘアカラーに少量のハーブが配合されているタイプはファッションカラーとしても使えます。普段使いに向いていますが、他の2つのタイプに比べると髪へのダメージは大きくなります。
ハーブの成分がエッセンスとして配合されていることにより髪にツヤを与えてくれるので、パーマやカラーを繰り返して傷みが気になる人にもおすすめです。
ハーブカラーのメリット
ハーブカラーには普通のヘアカラーとは違ったメリットがあります。ハーブカラーのメリットを見てみましょう。
髪や頭皮に優しい
天然100%タイプのハーブカラーなら、ヘアカラーで頭皮がかぶれてしまうという人でも安心です。不安があれば使用する前にパッチテストを行うことをおすすめします。
特有の嫌な臭いが少ない
普通のヘアカラー剤で染めているときや染めた直後の鼻につくような臭いが苦手な人もいますよね。ハーブカラーを使うとその臭いが軽減されるので、気にせず髪を染めることができます。
ツヤのある仕上がりになる
普通のヘアカラーはダメージが大きいので、ヘアカラー後はトリートメントなどが不十分だと、パサついたりまとまりにくくなります。ハーブカラーは髪にツヤを与える天然の成分が含まれているので、傷みにくくきれいな仕上がりになります。
ハーブカラーのデメリット
ハーブカラーは髪や肌に優しいというメリットがありますが、その代わり我慢しなければいけない点があります。
明るい髪色にはならない
100%天然やほぼ天然のハーブカラーは白髪染めはできますが、明るい色に染めるカラーリングにはなりません。
ハーブカラーで髪色を明るくしたいときは、普通のヘアカラーで薬剤で一度明るくして、根元の白髪が目立ってきたらハーブカラーで染めるという方法もあるので、一度美容師さんに相談してみてください。
染まりにくく時間がかかる
人工の染料成分が含まれている普通のヘアカラーは早く染まるのに対して、ハーブカラーは天然成分のため染まりにくく時間がかかります。
普通のヘアカラーと同じ感覚でハーブカラーを試してみたいなら、ほぼ普通のヘアカラータイプがおすすめです。
おわりに
ハーブカラーは髪や頭皮に優しいだけではなくツヤも与えてくれるので、理想の美髪に近づけます。ぜひ一度ハーブカラーでカラーリングを体験してみてください。
1児(女の子)を持つママライターです。不器用でヘアアレンジが苦手でしたが、練習を重ねて色んなヘアアレンジを楽しめるまでになりました。美容やおしゃれに興味のある女性と同じ目線に立った情報を発信していきます。