近年人気が集まっている手作りパックでも、特に人気を集めているのが、「小麦粉パック」。料理に使うことが多い小麦粉ですが、パックとして使うとどのような効果が期待できるのでしょうか?
今回は、手軽にできて美肌に大きな効果が期待できる小麦粉パックの作り方と、期待できる美容効果をご紹介します。
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なぜ、小麦粉?小麦粉がパックとして注目されるワケ
小麦粉は細かい粒子でできており、その粒子には「グルテン」と呼ばれる物質が含まれています。グルテンには汚れを吸着・除去する効果があることで知られていています。
小麦粉パックをすることで、グルテンの作用により皮脂や付着したホコリなど、お肌の汚れなどを吸着・除去する効果が期待されています。
常備食材だからローコストで用意できる
小麦粉は比較的お手頃価格で手に入るだけではなく、キッチンに常備されている食材の一つ。美容アイテムやフェイスパックを買うよりもローコストで用意できるのも魅力です。
小麦粉パックに期待できる美容効果
先ほど触れた通り、小麦粉に含まれる「グルテン」には汚れを吸着する能力があるので、小麦粉パックをすることで、お肌のくすみの原因となる毛穴の汚れや古い角質も除去されやすくなり、透明感ある美肌を手に入れること期待できます。
ターンオーバーが促進されて美肌に近づく!
お肌を形成していた古い細胞が新しい細胞に生まれ変わることを「ターンオーバー」と呼びます。ターンオーバーの周期は通常の1か月程度ですが、汚れや古い角質がたまっているとターンオーバーが滞り、肌トラブルの原因となります。
小麦粉パックで肌環境を改善すればターンオーバーも促進されて、肌トラブルの改善や解消が期待できます。
小麦粉パックの作り方・使い方
小麦粉パックの魅力を見たところで、実際の小麦粉パックの作り方と使い方を見てみましょう。
小麦粉パックの作り方
理想的な硬さは、「指で触ってみて垂れない硬さ」。ゆるく感じるときは、小麦粉の量を少し増やしてみましょう。
基本のレシピ
- 必要な材料は小麦粉(大さじ2)とお水(大さじ1〜1.5程度)のみ
- 広めのお皿や保存容器などに小麦粉を入れ、少しずつ水を注ぎながら混ぜます。小麦粉はダマになりやすいため、マドラーで混ぜるのがおすすめ
小麦粉パックの使い方
小麦粉パックに限ったことではありませんが、ひんぱんなパックはお肌のバリアー機能を低下させて肌トラブルの原因となります。市販の多くのパックと同じように週1回〜2回程度が良いでしょう。
基本の小麦粉パックの使い方
- ペーストを指に救い、皮脂腺が多いTゾーンから塗ります。皮膚の薄い目元や口元の周りは避けましょう
- 顔全体に塗ったら、10分程度そのまま放置します
- 小麦粉がだいたい固まったら、ぬるま湯でよく洗い流します。パック後はいつも通り、化粧水などで保湿ケアをして完了です
小麦粉パックの注意点
小麦粉パックのペーストは保存がきかないので、一回限りの使いきりです。また、小麦粉は代表的なアレルギー物質であり、アレルギー反応がでることがあります。はじめての人はパッチテストを欠かさず、異常があらわれたらすぐに使用を中止して皮膚科を受診しましょう。
おわりに
身近な「小麦粉」を利用したフェイスパックは、すぐに効果が現れるものではありませんが、続けやすいだけではなく続けることで美肌効果が期待できます。
メイクやネイルが大好きな30代自女性。新作のコスメをチェックするのが楽しみ。セルフネイルが得意でジェルネイルもこなします。