見た目年齢にも影響する肌のツヤ感。「メイクで上手につくれればいいけれど、具体的なやり方が分からない!」という方は多いハズ。
今回は、肌に健康的なツヤ感をプラスする、簡単なメイク方法をレクチャーします!
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ツヤ感があれば肌はもっとキレイに見える!
「どんなメイクをしてもいまいちパッとしない…」「何だか最近顔が老けて見える…」そんな女性におすすめなのが、“ツヤ感”を意識したベースメイク。自然なツヤをメイクでつくり出すことで肌がキレイに見せるだけではなく、透明感もアップしたような印象に仕上がるだけではなく、フレッシュなイメージを与えて、見た目年齢も若く見せることができます。
ベースメイクで肌を美しく演出できれば、目元や口元のメイクも映えるので、いつものポイントメイクも今っぽく仕上がり、抜け感もバッチリ。このように、肌のツヤ感を意識するだけで、メイク全体の完成度がグッと高められるのです!
肌をただオイリーにするのは間違い!
「ツヤ」と聞くと、油分を肌に乗せるようなイメージをしてしまうかも知れませんが、実はこれはNG。適度な油分は必要ですが、それだけではただオイリーな肌に見えてしまうだけ。
メイクの各ステップに少しの工夫を加えれば、そんな「潤いからくるツヤ感」を出すことができます。
【方法1】スキンケアでツヤ感を仕込む
忙しい朝は、ついついスキンケアを適当に済ませてしまいがち。ただここで手を抜くと、メイクのノリが悪くなるのはもちろん、ナチュラルなツヤも出にくくなってしまいます。
化粧水の後は、乳液やクリームもきちんとなじませ、保湿をたっぷりしておきましょう!時間に余裕があるなら、化粧水をたっぷり染み込ませたコットンパックもおすすめ。もっちり感が生まれ、肌のトーンも明るくなりますよ!
メイク前には軽くティッシュオフ!
スキンケアが一通り終わったら、ティッシュで要らない油分を取っておきます。特に、日中皮脂が分泌されやすいTゾーンの油分オフはしっかりめに!このひと手間でメイクもちがよくなり、美しいツヤ肌メイクが長時間キープできます。
【方法2】下地でツヤ感のもちをよくする
化粧下地は、伸びのいいウォータリータイプをセレクト!スポンジやビューティーブレンダーで薄く塗り広げ、肌表面にみずみずしい膜をつくっていきます。ただ、ウォータリーな化粧下地はテクスチャーがゆるいため、時間が経つと崩れやすいという側面も…。
少しでも長持ちさせたいなら、Tゾーンなどの油分が多い部分に限って、別の化粧下地を使ってみるのもアリ!皮脂を吸着してくれるタイプをTゾーンのみに使えば、ベタつき感のないツヤ肌が完成します。
乳液やクリームを混ぜてみよう!
化粧下地の伸びが悪いと感じたら、スキンケアで使用した乳液やクリームをブレンド。しっかり混ざるよう、手のひらや甲でしっかり混ぜていきます。あまり多いと油っぽくなってしまうので、様子を見ながら少しずつ混ぜるのがポイントです。
【方法3】ファンデーションでツヤ感をつくる
ファンデーションも化粧下地と同じように、できるだけウォータリーなものを選びましょう。パウダリータイプはマットに仕上がるので、ツヤ肌メイクにはちょっと不向き。リキッドタイプをチョイスして、プルンとした滑らか肌を目指します。
ひとくちにリキッドタイプと言ってもさまざまですが、選ぶ指標となるのはそのテクスチャー。「こっくり」というより、スルッと肌の上を滑るようなテクスチャーを選ぶのがポイントです。
こんなファンデーションでもOK!
リキッドの他に、クリームやクッションタイプのファンデーションを使うのもおすすめです。クリームタイプはリキッドタイプより油分が少し多く感じられるため、乾燥が気になる方にもピッタリ!
最近人気のクッションファンデーションは、付属のスポンジでサッと塗れるお手軽さが魅力。カバー力に優れたものも増えているので、肌質や好みに合ったチョイスを!簡単に肌補正ができるBBクリームを使うという方法もあります。化粧下地が要らないタイプなら、時間がない朝もチャチャッとツヤ肌メイクが完了!
【方法4】ハイライトでツヤ感を乗せる
化粧下地とファンデーションで土台をつくったら、次はハイライトの出番。ハイライトで光をうまく操ることで、ツヤ感だけでなく、ナチュラルな立体感も出すことができます。
扱いやすいのはプレストされたタイプですが、よりしっとりとしたツヤが出るのはスティックタイプ!クリーミーに伸びるので、粉っぽくなることなく、肌にスッとなじんでくれます。
ハイライトを入れる場所はここ!
基本的にハイライトを入れるのは、鼻筋や顎先など、顔の中でも特に高さがある部分です。ツヤ感を出すときは、さらに目の下の三角ゾーンと目尻を囲むCゾーンにもON!目頭の「くの字」部分にも乗せれば、より顔に光が集まったように見せることができます。
スティックタイプのハイライトを狭い部分に使うときは、指の腹にとってから塗るとキレイに仕上がります。
【方法5】イルミネーターでツヤ感を強める
ツヤ感を強調したい場合は、リッチな輝きを放つイルミネーターがお役立ち!頬骨のラインにサッと乗せるだけで、ちょっぴりリュクスなツヤがつくれます。
化粧下地やファンデーションに混ぜて立体感を演出
チューブに入ったクリーミーなイルミネーターなら、化粧下地やファンデーションに少量混ぜて使ってもOK!肌全体が立体的にきらめき、パッと華やかな印象にしてくれます。アイシャドウベースとして、薄くアイホールに広げるのもすてき!
【方法6】ポイントメイクも工夫する
自然なツヤ肌には、計算されたポイントメイクが不可欠。目元や口元も潤み感を意識することで、ベースメイクでつくったツヤ感をより引き立てることができます。
まぶたには透明感のあるシアーなアイシャドウを乗せ、肌のツヤ感とマッチするアイメイクに。リップもマットなものは避け、滑らかなテクスチャーをセレクト。グロスでジューシーに仕上げるのもいいですね。あえて全体には塗らず、真ん中のみに乗せてラフな口元にするのが今どき!
チークはクリームタイプが正解!
肌に血色感を添えるチークは、ツヤが出やすいクリームタイプを選びます。パウダリーチークだと、せっかくつくった肌のツヤ感が損なわれてしまうこともあるので、できれば使わない方がベター。柔らかいクリームチークで、頬に蒸気したような潤み感を出しましょう!
最後はセッティングスプレーをひと吹き
ツヤ肌メイクは崩れやすいため、メイク後は化粧もちをよくするセッティングスプレーでしっかりフィックス!潤いを閉じ込めるタイプもあるので、自分の肌と相談しつつ相性のいい一本を見つけて。
メイク直しにもお役立ちなセッティングスプレー
朝のメイク後に加え、日中や夕方のメイク直し時にもシュッとひと吹き!メイク直しにもお役立ちのアイテムです。
おわりに
肌をより美しく見せるツヤ感。生活習慣やスキンケアだけで手に入れるのは難しいですが、メイクならとっても簡単!いつくかのコツを押さえれば、どなたでもすぐに実践できます。
さっそく明日から実践して、フレッシュなツヤ感を肌に呼び込みましょう!
化粧品関連メーカーにて、化粧品に配合されるエキスの開発や薬事申請業務に従事しました。現在はフリーライターとして、美容関係の記事を執筆しています。
得意分野は肌トラブルの原因と対策方法の解説、化粧品に配合される成分の解説です。2016年に日本化粧品検定1級を取得。
大の広島カープファンで趣味は野球観戦です♪