新型コロナウイルスウイルスの感染拡大防止のため、外出時にはマスクが手放せない日が続いていますが、世の中の女子はどこまでメイクをしているのでしょうか?マスクメイク事情は気になりますよね。
今回は、マスクメイクをどこまでしているのかを、それぞれの事情とマスクメイクのポイントを、おすすめアイテムを交えて見てみましょう。
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状況によってマスクメイクをどこまでするかが分かれる
マスクメイクをどこまでするかは、どのくらいの人と顔を合わせるかや、マスクを外す機会の有無などで分かれているようです。
実際に、肌への負担を考えて控えめにしているという方も少なくありません。具体的に見ていきましょう。
人に会わないならすっぴんまたは眉メイクのみ
会社では基本的にマスクをつけたままで、あまり人と話をする機会がないという人はすっぴんのまま、もしくは眉メイクのみで済ませているようです。休日に近くに買い物に出かけると、やはりノーメイク率が高い傾向があります。
また、マスクをしていると肌がムレたりマスクがこすれるなどするので、いつもより肌トラブルが起こる危険も高くなりますよね。こうした点から、肌の負担を減らす目的でメイクをほぼしないという方も一定数いるようです。
最低限見えてる部分はしておきたい人はアイメイクのみ
ベースメイクが崩れるからあまり意味がないけど、見えてる部分でメイクを楽しみたいときや、同僚やお客さんと接する機会がある人のときには、すっぴんではちょっと厳しいかな…という人は、アイメイクまではしていくという意見も多いようです。
マスクを外す機会が多い人はフルメイク派が多数
食事休憩などでマスクを外す機会があるという人は、マスクをしていてもメイクはしっかりフルで仕上げる人が多いようです。
また、フルメイクをすることが習慣になっていて、マスクがあってもなくてもメイクをせずに出かけるのには抵抗があるという人も少なくありません。
マスクメイクできれいに見せるコツ:アイメイク編
それではさっそくマスクメイクをするときのポイントについて見てみましょう。まずはアイメイクから見てみましょう。
眉毛は明るめブラウンでふんわり
マスクメイクではパウダータイプのアイブローを使ってふんわり眉に仕上げるのがおすすめです。マスクをしていると、目元とのコントラストがよりはっきりするので、いつもより明るめのブラウンを選ぶとちょうどよいバランスに仕上がります。
資生堂 マキアージュ アイブロースタイリング3D
混ぜ方によって明るさを調整できるので、マスクメイクにも普段のメイクにも使えて便利。テクニックフリーで描ける眉ガイドフィルム付きなのもうれしいポイントです。
アイシャドウはベージュやブラウンがおすすめ
マスクをすると目元だけがでるので、あまり濃い色のアイメイクをするときつい印象になってしまいがち。ベージュやブラウンなどの色味を選ぶと、ナチュラルなマスクメイクになるのでぜひ試してみて。
ファンデーションを塗らない方も、アイシャドウのベースを使ってまぶたの色を整えてあげるときれいに色がのり、アイシャドウのもちも良くなるのでおすすめですよ。
カネボウ ルナソル スキンモデリングアイズ
ベージュを基調としたシンプルな色味ですが、立体感のある美しい目元に仕上がる4色セットのアイシャドウ。マスカラやアイライナーがなくても印象的な目元になれるので、一つ持っておくと重宝しますよ。
井田ラボラトリーズ キャンメイク アイシャドウベース
パール感のあるピンクベージュのアイシャドウベース。クリームタイプでのびがよく、まぶたのくすみをきれいにカバーしてくれます。プチプラなのにアイシャドウのもちもアップする、優れものです。
アイライナーやマスカラをするならウォータープルーフがベター
アイライナーやマスカラもばっちり決めるとより強い目元の印象になるので、どちらか一つか両方ともせずにアイシャドウのみで仕上げるとバランスが取れるのでおすすめ。
アイライナーやマスカラを使うときには、これからの季節やマスクでのムレを考慮して、ウォータープルーフのアイテムを選んでおくとパンダ目防止になります。
msh ラブ・ライナー ペンシル
なめらかな描き心地でぴったりと密着するペンシルタイプのアイライナーなので、極細芯でまつ毛の隙間もきれいに埋めることができます。マスクメイクにはブラウンがおすすめ。皮脂や涙にも強いので安心です。
クラランス ワンダーパーフェクト マスカラ4D
ひと塗りでボリューム、長さ、カール、高発色が叶うウォータプルーフタイプのマスカラ。使うたびにまつ毛を美しく育むトリートメント効果があるのも魅力的です。
クマはしっかりカバーしよう
マスクメイクをするときに特に注意したいのが、クマのカバー。最近はマスクの色も柄もバリエーション豊かですが、白いマスクをしていると普段よりもクマが目立ちやすいので、ここはしっかりケアしておきましょう。目元のクマのケアには、クリームやリキッドのコンシーラーがヨレにくいのでおすすめです。
青クマにはオレンジ系、茶クマならイエロー系のものを選ぶと良いでしょう。また、黒クマはオレンジ系のコントロールカラーでカバーしてあげましょう。コンシーラーやコントロールカラーをクマの気になる部分に点置きしたら、指でやさしく左右に伸ばします。仕上げにパウダーで軽く抑えてあげれば完成です。
イヴ・サンローラン ラディアント タッチ
言わずと知れたコンシーラーの名品。発売から25年以上たっても愛されるのは確かな実力があるからこそ。筆ペンタイプのコンシーラーで、ひと塗りでクマやくすみなどの肌悩みを自然に隠してくれます。
アクセーヌ スキンカラーコントロール
目の周り全体の印象を明るくして肌悩みを自然に隠してくれる部分用ファンデーション。厚塗り感がなく、ナチュラルに仕上げられるのでマスクメイクにぴったりのアイテムです。
マスクメイクできれいに見せるコツ:ベースメイク編
マスクをしているとムレたりマスクがこすれてメイクが崩れやすくなりますから、ベースメイクは崩れにくくすることを第一に考えましょう。そのためには皮脂崩れに強い化粧下地を選ぶことが大切。
ベースメイクは崩れにくい下地を選ぶ
カバー力のあるアイテムなら、下地だけで肌の色をある程度整えられるのでおすすめです。下地をつけた後は、コンシーラーで気になる部分をケアして終わりでもよいですし、しっかりとファンデーションを塗ってもOKです。
ラ ロッシュ ポゼ UVイデアXLプロテクショントーンアップ
光を乱反射して肌をきれいに見せるトーンアップテクノロジーを採用した化粧下地。新色のローズはピンクがかった色味で程よい血色感と透明感のあるお肌に仕上がります。低刺激設計でお肌に優しいのもうれしいですね。
低い部分はコンシーラーでカバー
下地の後はあえてファンデーションを塗らずにコンシーラーで気になる部分だけをカバーすると、ファンデーションがヨレる心配もないですし、肌にも優しい方法です。
コンシーラーも小鼻のキワや目元、口元といったマスクの当たらない部分をしっかりケアしてあげるとよいでしょう。
おすすめはリキッドファンデーション
マスクをしていてもファンデーションもしっかりと塗りたいという方は、肌に密着しやすいリキッドファンデーションやクッションファンデーションを選ぶと良いでしょう。どうしてもパウダーファンデが良い!という方は、水でぬらしてよく絞ったパフを使って塗るとヨレにくくなります。
資生堂 マキアージュ ドラマティックリキッドUV
高密着ジェリーが吸い付くように肌に密着して化粧崩れを防いでくれるリキッドファンデ。13時間化粧もちデータも取得済み。ぴったり密着してくれるので厚塗り感がなく、色ムラや毛穴をきれいにカバーしてくれます。
マスクメイクできれいに見せるコツ:仕上げメイク編
仕上げメイクを一工夫することで、マスクメイクの仕上がりもグッと違ってきます。マスクメイクの仕上げのアイデアを見てみましょう。
季節限定のひんやりアイテムも便利!
暑くなるこれからの季節は、汗や皮脂でのメイク崩れを防いでくれるひんやりタイプのメイクアイテムも続々と登場してくるので、こちらも積極的に使っていきましょう。
スプレータイプのBBクリームやCCクリームはさっとつけれて便利なのでトライしてみて。
コーセー エスプリーク ひんやりタッチ CCスプレー
夏季限定で発売される人気のひんやりタイプのCCスプレー。くすみや毛穴が気になる肌もきゅっと引き締めてくれて、ツヤ肌が続きます。
フェイスパウダーは無色やジェルタイプ
メイクの仕上げにフェイスパウダーを使うときには、無色のタイプを使うとマスクにこすれても色落ちしません。また、ジェルタイプのフェイスパウダーはピタッと肌に密着してメイク崩れを防いでくれるので、こちらもおすすめですよ。
カバーマーク モイスチュアコート ジェル
おしろいと言えば「粉」という概念をくつがえした、ジェルタイプのおしろい。独自技術のウォーターフィルムがファンデーションを肌に密着させながらみずみずしい皮膜を形成し、美しいツヤ肌に仕上げてくれます。
セザンヌ UVクリアフェイスパウダー
軽くてサラサラのパウダーが明るく澄んだ肌に仕上げてくれます。テカリ防止パウダーが余分な皮脂を吸着してメイク崩れをブロック。紫外線もカットしてくれるので、お休みの日はこれひとつでマスクをしても良さそう。
仕上げミストはメイク直しにも使える
仕上げミストを使うとメイクがピタッと肌に密着するので、化粧崩れ防止に効果的です。また、メイク崩れのお直しにも使えるのでマスクメイクをするなら一つ持っておくと便利ですよ。
イプサ メイクアップフィニッシング ミストe
メイクの仕上げにスプレーすると、汗や皮脂による化粧崩れはもちろん、マスクなどのこすれによる化粧崩れも防いでくれるミスト。さらっとした感触なのにみずみずしい仕上がりでメイクをキープします。
マスクメイクできれいに見せるコツ:チーク&リップ編
チークをつけるなら、マスクでかくれない目の周りのCゾーンにのせてあげると健康的な印象に仕上がります。
チークはクリームかリキッドでぴったり密着させる
パウダータイプはこすれて落ちやすいので、クリームやリキッドタイプを選びましょう。
資生堂 マジョリカマジョルカ クリーム・デ・チーク
一塗りで肌に溶け込む自然な血色に仕上げてくれるクリームチーク。細筆タイプなのでポイント使いもしやすく、クリームチーク初心者さんでも使いやすい点も魅力です。発色が良いので最初は少量ずつつけて好みの仕上がりを見つけてください。
リップはティントタイプやバームが正解
リップをつけるなら落ちにくいティントタイプがおすすめ。また、保湿効果のあるバームのリップを使えば、メイクをしつつ唇の保湿ケアもできて一石二鳥です。
クリニーク モイスチャー サージ ポップ トリプル リップ バーム
グロス・バーム・カラーの3機能をひとつにしたカラーリップバームがこの春新登場!ナチュラルな発色でツヤのあるリップに仕上げてくれる上に、うるおいケアもできる便利な一品です。
おわりに
マスクメイクをどこまでするのか?それぞれの考えや事情に合わせてどこまでするかを決めればそれでOK!
どうせならマスクという制約がある中でも自分らしいメイクを楽しもうという気持ちでいると、自分をよりかわいく魅せるマスクメイクを見つけられるかもしれませんね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
化粧品関連メーカーにて、化粧品に配合されるエキスの開発や薬事申請業務に従事しました。現在はフリーライターとして、美容関係の記事を執筆しています。
得意分野は肌トラブルの原因と対策方法の解説、化粧品に配合される成分の解説です。2016年に日本化粧品検定1級を取得。
大の広島カープファンで趣味は野球観戦です♪