インナーマッスルを鍛える！ロングブレスダイエットの効果とやり方

俳優の美木良介さんが考案した「ロングブレスダイエット」を覚えていますか？テレビでも取り上げられ、一大ブームを巻き起こしたダイエット方法です。
一日たった2分間、長い呼吸を意識してするこのダイエット法は、その手軽さから大人気となったダイエット方法。
今回は、ちょっと懐かしい気もするロングブレスダイエットの正しいやり方と、その効果がどのようなものかを振り返ってみましょう。

呼吸法を意識するロングブレスダイエット

ロングブレスダイエットとは

ロングブレスダイエットとは、呼吸法によるダイエット効果を狙うエクササイズのようなもの。その名の通り、長くゆっくりとした呼吸を繰りかえしてインナーマッスルを鍛え、代謝の向上を狙います。
2012年頃に「金スマ」でも取り上げられ、実際にチャレンジした芸能人が驚きの効果を報告したことから、一大ブームを巻き起こしたダイエット方法です。大きな反響を呼びました。

ダイエット効果

ロングブレスダイエットでは、息を吸ったり吐いたりすることでウエストの筋肉を鍛えることで、筋肉量が増えます。筋肉量が増えると代謝がも上がるので、痩せやすい身体になっていくのです。
番組内でロングブレスダイエットにチャレンジしたタレントの森公美子さんの結果は、以下の通り。

実は、バストサイズをほとんど落とさないままこれだけ減量しています。

ダイエットに成功してもバストまで痩せてしまうことは、女性にとってはダイエットの最大の難点。バストサイズが維持できるのは、かなりのメリットです。
また、このダイエットはインナーマッスルを鍛えて基礎代謝を増やすことを目的としているため、食事制限はしなくてOK。もちろん食事制限と並行した方が痩せやすいですが、食べるのを我慢したくない方にとってはおすすめのダイエット法です。

ダイエット以外の効果

ロングブレスダイエットを続ければ、「腹横筋」という筋肉が強化されてコルセットのような役割を果たすため、腰痛の改善効果が期待できます。
また、「基礎代謝＝脂肪燃焼」に目が行きがちですが、代謝が上がれば冷え性や生理痛、むくみの改善にもつながります。

ロングブレスダイエットのやり方

基本編

1. おしりにえくぼができるくらい締めて立ちます。
2. 足は前後にずらして、重心は後ろに。前足から頭まで直線になるようにします。
3. 3秒かけて鼻から息を吸います。
4. その後、7秒かけて口から息を吐き出してください。（3秒で息を吐いて、4秒間はそのままキープ！）

▼美木良介が教える健康エクササイズ 「ロングブレス」で体を変える！

息を思いっきり吸って、吐く時は吸った空気を全部出しきることがコツ。息を吐く時は胸、腕、お腹、お尻、太ももに力を入れるようにしてください。

座りながら編

1. ひざとかかとをくっつけるようにして座り、お尻を締めます。
2. お腹を引っ込めながら3秒かけて鼻から息を吸ってください。
3. ゆっくり15秒かけて口から息を吐き、お腹をへこませたままキープします。

座りながらできるので、オフィスワークの方は仕事の合間に実践できます。激しく息を吸ったり吐いたりしない限り、周りからは「あの子ロングブレスダイエットやっている！」とはバレません。安心して取り組める方法といえるでしょう。

ウォーキング編

1. 鼻から息を吸いながら、4歩歩きます。
2. 口から息を吐きながら、4歩歩きます。

この時、姿勢はまっすぐに、常にお腹を凹ませたままを保つようにします。肩甲骨を意識しながら、腕を後ろに振るようにしてください。
歩きながらできる方法なので、場所を選ばずどこでも実践できますね。

ロングブレスダイエットの注意点

いつでもどこでもできるロングブレスダイエットですが、やり方を間違えると効果も半減してしまいます。
まず気をつけるべきなのは、トレーニング中に腰を反らさないようにすること。ダイエット効果以前に、腰を痛めてしまうこともあります。
また、たった2分間とはいえ相当の体力を消耗するので、あまり頑張りすぎず、毎日少しずつ続けていきましょう。

おわりに

一日たった2分間でダイエットできるロングブレスダイエットをご紹介しました。準備もいらず、歩きながらでも座りながらでもできるトレーニングなので、どなたでも続けやすいダイエット法かと思います。
食事制限もせずに効果が実感できるとなれば、試す価値アリですね！ダイエット効果以外にも、腰痛改善や冷え性、生理痛の改善にも繋がるようなので、気になる方はチャレンジしてみてください。

マシュマロ編集部

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