多くの女性は、「痩せたいけど、食事制限のダイエットはつらいからイヤ」と考えていることと思います。そんな女性から注目を集めているダイエット方法が「ラジオ波」を使うダイエット方法です。
エステに通ったことのある方はお聞きになったことがあるかもしれないこのダイエット方法。
今回は、ラジオ波を使ったダイエットの仕組みと効果がどのようなものかを見てみましょう。
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ラジオ波とは？
医療・美容分野で活躍するラジオ波
ラジオ波はエステや美容に限って使用されるものではなく、医療分野でも用いられている「高周波温熱機器」のことです。
医療の分野では肝臓がんを死滅させるために用いることが多いようですが、美容の分野では、たるみ・むくみの改善による痩身や、セルライトケアなどに用いられています。
脂肪細胞を振動させて燃焼させる
ラジオ波の照射によって、ダイエットの大敵である脂肪細胞が振動します。これらの細胞は通常、体内の深部にありますが、ラジオ波にとっては障害となりません。脂肪細胞は振動によって熱を生み出し、結果として燃焼してしまうからです。
脂肪燃焼はマラソンや水泳などの有酸素運動でもできますが、運動では脂肪細胞は小さくなるだけで、リバウンドしてしまうリスクは小さくありません。これに対してラジオ波を使って燃焼させると、脂肪細胞は完全に破壊されるので、リバウンドの可能性は極めて低くなります。
ラジオ波のダイエット効果
一度の施術で劇的な効果
このようにラジオ波は直接脂肪細胞を破壊しますから、劇的なダイエット効果が期待できます。一度のラジオ波の照射でウエストが5センチ以上も細くなった人もいると言われています。
先端装置の温度が40〜45度にまでなるというラジオ波をしばらくあてていると、その熱は体を内部から温めてくれます。体温が上がれば新陳代謝も活発になるので、さらなるダイエット効果が期待できます。
新陳代謝が活発になれば体内のデトックスも促進されて、むくみの解消だけではなく、皮膚の下部にあるコラーゲンも増加することで美容効果も見込めると言われています。
セルライト除去にも効果的
ラジオ波は、お尻や太ももにできてしまう脂肪や老廃物の塊（セルライト）を除去するのにも効果的です。
成人女性の8割がこのセルライトに悩んでいるとも言われていますが、見た目が良くないだけでなく、冷え性の原因になったり、太りやすくなるなど、目に見えない弊害もたくさんあるのです。
一度できてしまったセルライトは脂肪のように自力で取り除くことはできないので、取り除くためにはラジオ波を使うことが欠かせません。
ラジオ波は1回10分から20分ほど照射し、その痩身効果は1週間から2週間ほど続くとされています。早く痩せたいからといって、何日も続けて通うよりも、一度施術したら一定期間時間を空けて、ラジオ波の照射をするほうが効果的です。
ラジオ波ダイエットの注意点
費用負担が大きい
楽をして痩せられるためぜひ試してみたいという方も多いと思いますが、気になるのは施術料です。実際のところ、施術するエステや美容クリニックによってかなりの価格差があるのが現状です。
平均的な費用を算出するとすれば、
- 二の腕…15,000円〜20,000円
- おなか…2,0000円〜30,000円
- ヒップと太ももの同時施術…20,000円〜30,000円
という感じになります。
手軽に施術できる値段ではないことは確かですが、少ない時間で確実なリターンを得ることができることから、コストパーフォマンスに優れたダイエット方法と言えるでしょう。
効果の出ないダイエットを繰り返してストレスを抱え、時間を浪費するなら、ラジオ波ダイエットを一度試してみることも1つの方法です。
多くのエステや美容クリニックでは、初回のお試しコースを実施しており、通常の半額以下で体験できることもありますから、そうしたキャンペーンを利用すればお得に効率良く痩せられるでしょう。
健康面でのリスクは大きくない
ラジオ波によるダイエットは、高周波のラジオ波を体に照射するため、電子レンジの中に体を入れていることと変わらず、体に影響がないのかを心配される方います。
確かに体内の脂肪を破壊するほどの効果がありますから、その点で危険はないとは言えませんが、決められた方法と内容で施術をおこなうなら、生命にかかわるようなリスクはないとされています。
最後に注意すべき点として、ラジオ波ダイエットをしているからと言って、生活習慣に気を付けなくても良いわけではありません。
ラジオ波で脂肪細胞を破壊しても、再び暴飲暴食を続けていれば、また新しい脂肪細胞を生み出してしまいます。効果を持続させるためにも、食事をはじめとする生活習慣の見直しは欠かせません。
おわりに
ラジオ波ダイエットが、楽をして痩せたいという方にとって朗報であることはまず間違いありません。しかし、その効果を最大限にするためには、メカニズムをよく理解した上で、メリット・デメリットを考えて受けることが必要です。
ダイエットに王道はありませんから、食事に気をつけるべきことも忘れないようにしましょう。
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