体質改革!リセットダイエットのやり方と注意するべきポイント

膝を抱えてこちらを見る女性
「来週、海に行く予定ができてしまった。それまでに少しでもダイエットしたい」そんな悩みを抱えている方は、「リセットダイエット」を試してみてはいかがでしょうか。リセットダイエットは痩せるだけでなく、自分の体質を改善することを目的としたダイエットです。
今回は、リセットダイエットのやり方や、注意するべきポイントについて見てみましょう。

体質をリセットする?「リセットダイエット」とその方法

葉物野菜とノート

体質改善を目的としたゆるい食事制限

リセットダイエットとは、体重を減らすことと同時に、太りやすい体質を「リセット」して太りにくい体質を作ることを目指すダイエット方法です。
「食事制限タイプ」のダイエットの一種になるので、運動をするダイエットは長続きしないという方にも向いているダイエット方法であり、食事制限自体も比較的ゆるいため、無理なくはじめて続けられるダイエット方法といえるでしょう。

リセットダイエットの具体的な方法

リセットダイエットは、1週間を単位とするダイエット方法。具体的な方法は、食べてもいい食材の中から1週間分の献立を作成して、期間中に1回はリセットダイエットで決まっているメニューを採用することの2つだけです。
食べてもいい食材の中には肉なども含まれており、食事制限ダイエットにありがちな過度な食事制限は、リセットダイエットではほとんどないのが特徴です。

リセットダイエットで食べてもいい食材・悪い食材

生肉と野菜の焼き肉セット

「食べてもいい食材」と「決まったメニュー」とは?

リセットダイエットでは、炭水化物や脂質の多いものは控えるべきとされていますが、炭水化物や脂質の多いもの以外は、ほとんど制限はありません。例えば、鶏のササミや胸肉、脂質の少ない魚、きのこやキャベツなど、脂質の少ない野菜は、問題なく食べることができます。
リセットダイエットでは、これらの食材を中心に1週間の献立を作っていきます。その献立の中に、1回ずつ「ゆで卵2個と、野菜を好きなだけ」「カットフルーツとプレーンヨーグルト」というメニューを加えます。リセットダイエットでは、この献立を守ることがポイントとなります。

「食べてはいけない食材」とは?

リセットダイエット中に食べてはいけない食材は、炭水化物と脂質の多いものです。具体的にはどんな食材がこれらの条件に当てはまるのでしょうか。
普段主食として口にしている米やパン、イモ類などは、炭水化物が多く含まれている食材です。また、野菜の中ではかぼちゃなどにも炭水化物が多く含まれています。
脂質が多い食材ですが、こちらは多岐にわたります。野菜であればとうもろこしには脂質が多く含まれています。また、魚類でもうなぎやブリ、サケハラスなども、脂質が多く含まれているため、避けたほうが良いでしょう。
このほかにも、乳製品、マヨネーズやケチャップなどの調味料、加工肉や練り物などは、脂質が多く含まれた食材です。さらに、食物繊維が豊富な納豆や豆腐も脂質が多いので、リセットダイエット中にはNGな食材となっています。

リセットダイエットのポイントと注意点

食事をしながらこちらを見る女の子

リセットダイエットのポイント

おかわりをしない

1つ目のポイントは、おかわりをしないことです。ダイエットであることを意識しすぎると、食事を少なめに用意してしまい、満足できずにおかわりをして最終的な食事量が増えてしまうことがあります。そうならないよう、最初からある程度多めに食事を用意しておくことがポイントです。

夕食をもっとも軽くする

2つ目のポイントは、夕食は昼食よりも軽く済ませることです。夕食以降は、カロリーを消費するような活動をすることはほとんどありません。そのため、昼に肉や魚をしっかり食べ、夜はサラダなどで軽く済ませると効果的です。

肉と魚を同時に食べない

3つ目のポイントは、魚と肉を同時に食べないことです。魚と肉は食べあわせが良くなく、胃もたれの原因になるからです。健康的な肉体を作るためにも、この2つを同時に食べることは控えましょう。

リセットダイエットの注意点

リセットダイエットで制限する炭水化物や脂質は、本来、身体にとっては必要な栄養素です。そのため、長期間これらの栄養素を抜いてしまうと、健康が損なわれる恐れがあります。
リセットダイエットに成功して痩せても、短期間に続けてリセットダイエットを繰り返したり、リセットダイエットを長期間続けると、体調を崩す原因になります。リセットダイエットは1週間という期間を守り、一定の機関を空けて挑戦することがかかせません。

おわりに

リセットダイエットのやり方やポイントをご紹介しました。リセットダイエットは短い期間で効果を見込める反面、長期間続けると、健康が損なわれる可能性もあります。ご紹介したポイントや注意点を意識し、健康的なダイエットを行いましょう。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう