ダイエットを成功にみちびくためには、そのときの体重を知ることが欠かせませんが、最近では簡単に体脂肪まで測れる高機能な体重計も登場していますが、正しく使わないと正確な体重を知ることはできません。
今回は、ダイエットの前の基礎知識として、正しい体重と体脂肪率の測り方を学んでいきましょう。
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正しい体重の測り方とタイミング
正しく使わないと正しい体重は測れない
体重計は、乗る場所によって0.1kg単位で変化が生じます。毎日の推移を見るためにも、真ん中に乗ることを心がけてください。体脂肪率も出してくれる体重計も、足を置くところを真ん中に置くように気をつけて乗りましょう。
また、水平でなければ正しい数値が出せないため、フローリングなど固くて水平な場所に置いて測定しましょう。
毎日一定のタイミングで測るのがポイント
その日の食事や水分の摂取量や運動量でも体重は常に変動します。そのため、条件をそろえて毎日一定のタイミングで測ることが大切です。1日のうちに複数回体重を測るときでも、同じ条件で同じ時間に測るのが鉄則です。
体重の変化を記録しておくと、ダイエットへのモチベーションが高まるので、体重を測ったら記録をつけるというのを習慣づけるのがおすすめです。
体脂肪率の正しい計り方とタイミング
体重計とは違う体脂肪計の測り方
体脂肪率が測定できる体重計は、水分と脂肪の電気の通りやすさの違いを利用して、体にごく微量の電流を流して測定します。入浴後や食事の後に測定すると、通常と電流の流れが変わり、正しい体脂肪率が測定できない可能性があります。体脂肪率を含めて測定するなら、入浴前や食前に測るようにしましょう。
測るタイミングは身体が乾燥しているとき
入浴後や食後を避けて、朝起きたタイミングや、入浴前に測定することをおすすめします。また、製品の違いにより計測できる数値に違いが出ることもあるので、同じ体重計で測るようにしてください。自宅以外で体脂肪率を測る機会があれば、参考程度で問題ありません。
体重の増減に振り回されないようにしよう
数kgの変動は誤差の範囲。過剰に振り回されないで
体重や体脂肪率の測ることは、自分自身と向き合う大切な機会です。ここで注意するべき点は、体重の変化に振り回されすぎないことです。
女性はホルモンバランスの関係で、水分をためこんで太りやすくなる時期があります。数kgの変動は誤差と考えて、過剰に振り回されないようにしましょう。
体重増はダイエット成功への近道!?その意味とは
運動して筋肉が増えて脂肪が減ると、筋肉のほうが重いので一時的に体重が増加します。ダイエットのときには、体重だけでなく体脂肪率にも目を向けてみましょう。体重が増えても体脂肪率が減っていれば、筋肉がついてきた証拠。着々と痩せやすい身体に変化している証です。
体重が増えたからといって、過激な食事制限や運動量を急激に増やすのはNG。体重と体脂肪率の変化をきちんと受け止めて、冷静な分析が欠かせません。
おわりに
今回は、正しい体重と体脂肪率の測り方を見てきました。測り方を意識していなかった方は、毎日同じ条件での体重と体脂肪率の変化を見るようにしましょう。
また、一日単位での体重の増減を気にするのではなく、長期間での体重と体脂肪率の変化に目を向けるようにしましょう。体重だけでなく、体脂肪率を減らすことも意識しながらダイエットをすることでと、理想の体型に近づけるはずです。
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