炭水化物は、ダイエットをしている方にとって大敵の1つ。糖質と食物繊維からなる炭水化物は、そのどちらも余剰分が脂肪として体内に蓄積されてしまいます。
ダイエットを成功させるためには、いかにうまく炭水化物と付き合うかが鍵になりますが、主に炭水化物からなる食材の中でもダイエット食材としてうどんが注目を集めていることを知っているでしょうか。
今回は、ダイエット食品として注目を集めているうどんを使ったダイエットの効果とその根拠、具体的な注意点を見てみましょう。
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うどんがダイエットに最適な理由
カロリーが低い
ダイエットは基本的に、体重を減らすという目的達成のために、食事制限で摂取カロリーを減らすとともに、有酸素運動によって消費カロリーを増やします。
食事制限をとりいれたダイエットでつらいことといえば、やはり空腹感でしょう。理想は低カロリーの食品を選び、満腹感をしっかり得ながらダイエットを成功させることです。特に主食に何を選ぶかはダイエットの成功に大きく影響します。
実は、うどんはほかの主食と比べるとカロリーが格段に少ない食品です。主食の中ではそばがもっともヘルシーと考えられていますが、100グラムあたりのカロリーを比較するとそばが132キロカロリーであるのに対し、うどんは105キロカロリーほどです。他の主食の食材を見てみると、パスタはなんと378キロカロリー、食パンは264キロカロリー、白米は168キロカロリー、玄米でさえ165キロカロリーです。
また、低カロリーな主食であるにもかかわらず、うどんは満腹感がある食品として知られています。特にコシのあるうどんであれば、噛みごたえがあり、かんでいるうちに満腹中枢が刺激されて、少ない量で満腹感を得ることができます。
炭水化物が少ない
うどんは他の主食と比べて、含まれている炭水化物の量が圧倒的に少ない点も注目したいポイントです。100グラムあたり炭水化物がもっとも多いそうめんが74グラムになるのに比べて、うどんはその3分の1以下の21.6グラムほどです。ちなみに白米は37.1グラムでうどんの約2倍、パスタはカロリーが多いものの、炭水化物は26グラムです。
人気の糖質制限ダイエットでは、炭水化物を全く摂取しないという極端な方法がおすすめされることがありますが、糖分は脳が使う唯一のエネルギー源です。特に筋トレの後などに糖が不足すれば、筋肉はタンパク質を分解してエネルギーを確保することになるので、健康的に痩せるためにはある程度の炭水化物を取ることは欠かせません。
その点、うどんは他の主食よりも含まれている炭水化物が少ないため、効率よく必要な炭水化物をとる上で最適な食材といえるのです。
うどんダイエットのやり方
おすすめは夕食の置き換え
うどんダイエットのやり方で特に難しいことはありません。主食をうどんに変えるだけです。しかし、1日3食うどんばかり食べていては栄養が偏るだけではなく、早くに飽きてしまいます。まずは1日1食だけうどんに変えてみることからはじめましょう。
1食を置き換えるだけなら簡単ですが、オススメは夕食をうどんに変えることです。人間の胃腸のサイクルから考えても、昼間は吸収する時間帯で、しっかりと食べた方が良い時間帯。昼間は白米をとって、胃腸に負担をかけることになる夕食をうどんにすると良いでしょう。
薬味やトッピングが重要
毎日1食、素うどんばかり食べていれば飽きてしまいます。そこで、うどんのトッピングや薬味が重要になります。
カロリーが低く、栄養価の高いものを選ぶのがコツですが、てんぷらなどの高カロリーなものは避け、山菜やキノコ、海藻類などの食物繊維が豊富で手軽に満腹感を得られる食材を選ぶのが良いでしょう。
トッピングとして最高な食品は卵です。卵は完全栄養食と言われているほど多くの栄養素がバランスよく含まれています。特に卵に含まれるビタミンB1は、うどんに含まれている糖質の代謝を助ける働きがあります。
また、薬味には発汗を助けて脂肪燃焼効果が期待できる辛味成分のカプサイシンを含む唐辛子がおすすめです。
おわりに
うどんダイエットは栄養学の観点からしても根拠のあるダイエット方法であることがお分かりいただけたと思います。
今日から1食だけをうどんにする食生活を始めてみてはいかがでしょうか。数ヶ月経ったら、その効果に驚くはずです。
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