肌と比べて表皮が薄く、粘膜の色がすけて見える唇は、乾燥によるダメージを受けやすいパーツです。唇の皮がむけてカサカサになると、血色も悪くなって不健康な印象を与えるだけではなく、口紅を塗ることで余計に乾燥することにもなります。
今回は、乾燥しにくい口紅の選びかたと、おすすめの口紅をピックアップしてみます。
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乾燥しにくい口紅を選ぶときのポイントとは
プチプラからデパコスまで、さまざまな価格帯とブランドのある化粧品の代表選手と言えば口紅です。数ある口紅の中から、乾燥しにくいというポイントに絞って選ぶときにはどのような点に注意するとよいのでしょうか。
唇を刺激する成分が入っていないかチェック！
乾燥しにくい口紅を選びたいなら、保湿成分配合だけでなく、刺激物が入っていないものを選ぶのがポイントです。では、どんな成分が刺激になるのでしょうか。刺激物としては、タール系色素や紫外線吸収剤、鉱物油などが当てはまります。
落ちにくい口紅には要注意
食事しても落ちない、グラスにつきにくい落ちにくい口紅やマットな口紅は、色素が多く油分が少なめなので、時間が経つほど唇を乾燥させやすくなっています。化粧直しができないときには便利なアイテムですが、唇が乾燥しやすい人は避けた方が無難でしょう。
落ちにくい口紅が乾燥を招く理由
落ちにくいマットな口紅は、保水力が低いので、時間がたつほど唇が乾燥してしまいます。気がついたときには色だけ残って唇が乾いていた経験がある方もいるのでは？
また、ポイントメイクリムーバーが必要なほど強力に発色する口紅は、落とすときに強力なクレンジング剤や力を入れて落とさなければならないので、これも乾燥と皮むけを招きます。普通の洗顔料やせっけんで落ちる口紅を選びましょう。
口紅をするときに皮むけを防ぐためのポイント
唇は皮脂腺がない乾燥しやすいパーツなので、乾燥しにくい口紅を選んでも、口紅だけではカサカサになってしまい、皮むけを防ぐことができません。皮むけを防ぐためには、どうすればよいのでしょうか。
リップクリームとの併用が基本
乾燥させないためには、口紅とリップクリームを併用してみましょう。リップクリームの中には、口紅のもちや発色をよくしてくれるものもあります。唇を保護するリップクリームは適度な油分を補いつつ、紫外線をカットしてくれるものがおすすめです。
おすすめの口紅とリップクリーム
ここまで見てきたポイントを踏まえて、おすすめの口紅とリップクリームをいくつかピックアップ。口紅選び、リップクリーム選びの参考にしてみてください。
ファンケル アクアセラムルージュ
敏感肌の方からも支持されているロングセラーアイテム。保湿成分と膜で、覆うようにして水分の蒸発を防ぐエモリエント効果のある成分がたっぷり配合されています。ミネラル系の色素と紫外線散乱剤で、唇へのダメージを最小限に抑えています。さすが、無添加化粧品のファンケルですね！
ノエビア NOV リップケアクリーム UV
紫外線散乱剤使用のリップクリーム。ヒアルロン酸やビタミンEで保湿しながらシールドパック処方で、唇を滑らかに整えてくれるので、口紅の下地にも最適です。特に、敏感肌で口紅が荒れやすいという方におすすめ。価格は税抜き1,200円と、敏感肌用リップにしてはお手頃ですね。
ママバター ナチュラルシアバターUVケアリップトリートメント
紫外線吸収剤不使用なのに、SPF12、PA+という優秀なアイテム。天然の保湿成分であるシアバターが、紫外線から唇を守ってくれます。シアバターには、人の皮脂にも含まれるオレイン酸が含まれているので、皮脂腺のない唇には、まさに最適な成分。さらに保湿力の高いステアリン酸も含まれています。。ノンケミカルな使い心地のよさや、一度使うとクセになる心地よさ。税抜き800円というプチプラ価格もうれしいポイントです。
おわりに
男性は、意外にも女性の唇をチェックしているのだとか…。ガサガサに乾燥した唇は、女子力も半減してしまいます。空気が乾燥する季節は唇に優しい口紅を選んで、ツヤのあるしっとりリップを目指しましょう！
ヨーロッパ在住歴アリの美容オタク。ドラックストアのコスメから美容皮膚科のコスメまでなんでもトライしなければ気がすまない性格。20代のころからアンチエイジング＆美白の鬼と呼ばれていただけあって30代後半になってもシミ・シワはほとんどありません！