第一印象を左右するリップメイクは、女性らしさだけでなく、血色感を出す役割も担っているため、口元のメイクは気が抜けないポイント。特に肌の彩度が低いオータムタイプの色選びには工夫です。
今回は、オータムタイプのための、失敗しないリップカラーの選び方について見てみましょう。
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落ち着いた色がマッチするオータムタイプ
自分に似合うカラーを見つけるためには、いくつかの方法がありますが、近年注目を集めているのが、フォーシーズン分類という方法です。
これはフォーシーズン(四季)のうち、ボディカラーから自分のイメージに適した季節を診断することで、似合う色傾向を簡単に把握するもの。このフォーシーズン分類において、ウォーミーな褐色系が最も得意とされているのが、オータムタイプなのです。
褐色系もゴージャスに見えるオータムタイプ
オータムタイプは、紅葉やうれた果実のように、深みとある色がよく似合います。秋らしい褐色はオレンジ味のあるイエローベースのスキンカラーと親和性が高く、肌馴染みもばっちり。
ブラウンやカーキなど、一見地味に思われる色でも、オータムタイプが身に付けるとゴージャスな印象を与えることができます。肌艶も増したように感じられ、くすみが晴れて見えるという効果も期待できます。
リップには深みのあるシックな色を選ぶ
オータムタイプにはディープトーンで黄色を差したような色調がマッチするので、リップを選ぶときにもこの点を優先してセレクトします。明るめの口元にしたいときでも、軽いだけの色を選ぶのではなく、色自体は明るくても、落ち着いたシックなカラーを選ぶのがポイントです。
オータムタイプにおすすめのリップカラー
オータムタイプによく似合うのが、ブラウン寄りの色味です。オータムタイプならダークなリップカラーも沈むことなく、クラシカルな雰囲気になれます。
ピンク系ならサーモンピンクやスモーキーピンクなどがお似合い。フェミニンな印象を与えたいシーンにおすすめです。
反対に、アクティブなイメージでいきたい日は、淡く濁りのあるオレンジ系がぴったり。はつらつとした表情をつくることができ、メイク全体もスタイリッシュに仕上がります。
青味のある色は苦手なオータムタイプ
オータムタイプは青味の強いカラーを塗ると、顔に影が多くできたように見えて、せっかくのリッチなオークル肌も台無しになってしまいます。同じ理由から、紫寄りの色味も避けておいた方が良いでしょう。
ルージュやグロスを選ぶときは、それがイエローベースなのかブルーベースなのかという点を確認することが重要です。
おわりに
都会的で大人な空気を放つオータムタイプ。口元をあでやかに彩れば、その魅力はさらに倍増していきます。この機会に、賢い色の選び方をマスターして、オータムタイプの魅力が生きるリップメイクを楽しんでくださいね!
美容・ファッション系メディアのWEBライター。また、「スタイルプロデューサー」としても活動中。みなさんのコーデに関する悩みを解決すべく、各種情報発信をしたり、ちょっと変わった手法で個人のスタイリングをコンサルしています。とにかくオモロイことが好き★