ニキビにも種類があった!種類ごとのケア方法を紹介

ニキビケアをする女性

大人になってからも悩まされ、ホルモンのバランスの乱れや生活習慣の乱れ、ストレスなどが原因で引き起こされるニキビ。そんなニキビにも種類があることを知っていたでしょうか?
今回は、ニキビの種類による違いと、ニキビごとのケア方法のポイントを見てみましょう。

ニキビは主に5種類ある!それぞれの特徴を知って正しくケア

ニキビの種類ごとのケア方法

ニキビの進行状況によって、白ニキビから紫ニキビまで、5つのニキビに分けられ、それぞれ症状や治療法に違いがあります。
ニキビごとの症状やケア方法の違いを知ることで、より早期にニキビを解消することができます。

ニキビに見えない?白ニキビ

白ニキビ

過剰に分泌された皮脂や老廃物が、毛穴に詰まって盛り上がってできるのが白ニキビです。この段階では炎症を起こす前なので、痛みやかゆみといったニキビに特有の症状は見られません。
このときにニキビケアをして進行を食い止めれば、この先の黒ニキビや赤ニキビに成長するのを防げます。白ニキビだからと油断して不摂生して過ごしていると、炎症を悪化させるので注意が必要です。

基本の洗顔と保湿がカギ!白ニキビのケア方法

おでこや口周り、あごにできやすい白ニキビはニキビの初期段階。そのため、丁寧な洗顔と十分な保湿、生活習慣の見直しなどのセルフケアでも解消することができます。
また、セルフケアと合わせて、ニキビの原因菌であるアクネ菌を取り除く
ことで、白ニキビから悪化することを防げます。

ニキビの初期段階である黒ニキビ

黒ニキビ

白ニキビを放置すると、皮脂の毛穴の詰まりが引き金となり、古くなった角質が酸化して黒く変色して黒ニキビとなってしまいます。黒ニキビも白ニキビと同じようにニキビの初期段階なので、早めに対処することが大切です。

洗浄成分のマイルドな洗顔料で黒ニキビケア

黒ニキビを無理に取り除こうとすると肌にダメージを与えて、毛穴トラブルやニキビ痕の原因となります。
黒ニキビの解消も白ニキビと同様に、まずは洗顔と保湿、生活習慣の改善によるセルフケアが中心です。洗顔料は刺激が少ないマイルドなものがおすすめですが、余分な皮脂や古くなった角質を取り除いてくれるタイプもおすすめです。

赤みだけではなく痛みもある赤ニキビ

赤ニキビ

過剰な皮脂分泌により毛穴が詰まり、皮脂が排出されずにアクネ菌が増殖して炎症がひどくなった状態が赤ニキビです。
アクネ菌は皮脂を栄養源として大量に増えますが、この赤ニキビまで進行すると、かゆみだけではなく、時には痛みも伴ってきます。

ニキビ専用スキンケア商品を使用!赤ニキビのケア

炎症が進行した赤ニキビのケアは保湿をしっかりすることだけではなく、ニキビ専用洗顔料やスキンケアアイテムを使うのがおすすめです。

炎症が進みニキビが化膿(かのう)する?黄ニキビ

黄ニキビ

赤ニキビを放置しているとさらに炎症が進んでニキビが化膿して痛みをともなう黄ニキビに悪化してします。黄ニキビは刺激を受けやすい部分にできやすいのが特徴です。
黄ニキビまで悪化すると、たとえ炎症が治まったとしてもニキビ痕として残りやすくなるため、皮膚科への受診をおすすめします。

セルフケアは避けるべき?黄ニキビに必要なケアとは

黄ニキビにまで進行してしまったら、触れないこととつぶさないことを念頭に、いかに炎症を抑えていくかを考えます。生活習慣の改善や食事の見直しだけではなく、洗顔料をニキビ対策用のものに切り替え、保湿を十分にすることでそれ以上の炎症の進行を抑えることが欠かせません。

ニキビ痕が心配になる紫ニキビ

紫ニキビ

黄ニキビがさらに悪化すると、炎症が皮膚内部にまで進んで血と膿の両方がたまって紫色に腫れあがる紫ニキビになってしまいます。
紫ニキビまで悪化すると、痛みはないものの皮膚の奥深くで炎症が進んでいるので、ニキビが治ったあともニキビ痕が残りやすくなります。

新陳代謝を高めるのが先決!紫ニキビのケア方法

紫ニキビのケアには、スキンケアよりもお肌の新陳代謝を活発にすることを優先するのが効果的。新陳代謝が改善されればターンオーバーも促進されて、ニキビ痕が解消しやすくなります。
この他にも専用のスキンケア商品を利用して、直接ニキビ痕にアプローチする手段もあります。

おわりに

白ニキビから紫ニキビまで、ニキビの進行状況によって最適なケア方法は大きく異なります。今できているニキビの段階がどれにあたるのか、まずチェックしてそのニキビに効果のあるケアを実行して、ニキビ痕が残らないようにしましょう。

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