女性なら誰もが憧れる、ざらつきザラツキやくすみのない透明感のある肌。このようなツルツル肌を手に入れるには、高い化粧品やプロの手によるピーリングが必要だと思っていませんか?実は、ご家庭の塩を使ってツルツル肌を手に入れる「塩洗顔」という方法が注目を集めています。
今回は、気になる塩洗顔の魅力と、正しい塩洗顔のやり方について見てみましょう。
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ハリウッドセレブも実践する塩洗顔の効果
米ピープル誌が選ぶ「世界で最も美しい女性」にランクインしたこともある、ハリウッド女優のアマンダ・セイフライドが週1で行い、透明感のある美肌をキープしていることで話題になった塩洗顔。いったいどんな効果が期待できるのでしょうか。
古い角質を除去してニキビ跡の改善・透明感アップ
塩洗顔は肌のくすみの原因となる古い角質を無理なく除去するので、肌のターンオーバーを促進する効果があります。おうちで簡単にピーリングができるのです。
血行促進によるくすみ改善・保湿効果
塩洗顔をすると、血行が促進されて汗をかきやすくなり、くすみ改善するだけではなく、保湿効果もアップ。化粧水もグッと浸透しやすくなるので、いつもより肌がしっとりします。
ターンオーバー促進によるシミの改善効果
塩洗顔で古い角質が除去され、ターンオーバーが促進されると、シミを含んだ古い角質も徐々に入れ替わるので、明るい肌色になります。
毛穴の皮脂や汚れを除去するやニキビ予防効果
塩には殺菌作用もあるため、塩洗顔を習慣づけることでニキビ予防の効果も期待できます。
塩洗顔のやり方
塩洗顔にはいくつかやり方がありますが、ポイントは肌の状態に合わせた塩洗顔のやり方を選ぶこと。
洗顔料に混ぜる
アマンダ・セルフライドが実践しているのがこちらの方法。泡立てた洗顔料に塩を小さじ半分程度を混ぜたら、普段通りに洗顔するだけ。
洗顔料によっては塩を混ぜてしまうと泡立ちにくいものもあるので、いったん泡立ててから塩を足すのがポイントです。
ペースト状にした塩で洗顔
直接肌に塩を塗るこの方法は、肌が丈夫な普通肌やオイリー肌の人に適した方法です。ポイントは、強くこすらず優しくなでる感覚ですることです。
ペースト状の塩でする塩洗顔の方法
- ぬるま湯で十分に顔を湿らせます
- 小さじ1杯程度の塩を手に取り、ぬるま湯でペースト状にして、やさしく肌に伸ばします
- 最後に、ぬるま湯で洗い流せば完了です
お湯に塩を溶かして洗顔
乾燥肌や敏感肌の方は塩を直接、肌に塗ると刺激が強すぎるので、こちらの方法を試してみましょう。
お湯に塩を溶かす塩洗顔の方法
- ぬるま湯で十分に顔を湿らせる
- 小さじ1杯の塩をぬるま湯に溶かしたら、水を足して人肌程度に冷ます
- 覚ましたぬるま湯で、肌を軽く押さえるように洗顔する
- ぬるま湯でよく洗い流す
塩洗顔の注意点
透明感のある肌に導いてくれる塩洗顔ですが、どんな肌の方にも合うというわけではありません。塩洗顔をするときの注意点をいくつか挙げておきましょう。
塩洗顔のやりすぎには注意
角質を取り除きすぎると肌が薄くなってバリア機能が低下し、肌トラブルを招く原因にもなります。角質除去効果の高い塩洗顔は、週1回にとどめておきましょう。
肌に炎症のある方は避けるのが無難
塩洗顔はアトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎の改善に役立つという意見が散見されますが、症状がひどい時期(急性期)に塩洗顔をするのは避けるべきです。
塩分が炎症部分を刺激して沁みるだけではなく、炎症を悪化させる原因にもなります。また、肌が敏感になっているときにも避けるようにしてください。
おすすめの塩洗顔アイテム
最後に、おすすめの塩洗顔アイテムをピックアップ。
ぬちまーす(パウダータイプ)
洗顔に使う塩は粒子の細かいタイプを選ぶのがオススメ。沖縄の海水から作られるミネラルたっぷりのぬちまーすはサラサラのパウダー状で塩洗顔にも最適です。
SEARUN シーランマグマ 塩洗顔粉
これ一つで塩洗顔ができるので、肌への刺激も最小限に抑えられています。軽いメイクなら二度洗いで落とせるのも魅力です。
おわりに
調味料である塩でワンランク上の肌が目指せるなんて嬉しいですよね。これを機会に、塩の質にこだわってみてもいいかもしれません。
効果の大きい塩洗顔は注意点も多いので、敏感肌の人はパッチテストをしてから行うのがベスト。肌のコンディションを見きわめながら上手にあなたのスキンケアに取り入れてくださいね。
ヨーロッパ在住歴アリの美容オタク。ドラックストアのコスメから美容皮膚科のコスメまでなんでもトライしなければ気がすまない性格。20代のころからアンチエイジング&美白の鬼と呼ばれていただけあって30代後半になってもシミ・シワはほとんどありません!