あごにできた白いニキビは、見た目も悪いし、メイクもしにくくなるので、いいことはありません。「もう思春期でもないのに…」と恥ずかしく感じている方もいるのではないでしょうか。
今回は、見た目にも大きな影響を与えてしまう、あごにできる白ニキビの原因と、その撃退方法をご紹介します。
CONTENTS(クリックで該当箇所へ)
白ニキビはどんなニキビ
ニキビの初期段階は毛穴に皮脂がつまって盛り上がり、ポツンと小さな白い点に見える状態であり、この状態を白ニキビと呼びます。
白ニキビをそのまま放置しておくと、悪化して赤ニキビや黒ニキビとなり、見た目にも肌環境にもマイナスとなります。
白ニキビの原因:自律神経の乱れによる皮脂の過剰分泌
白ニキビの原因となる皮脂の毛穴詰まりの原因にはいくつかありますが、大きな理由として自律神経の乱れは無視できません。
ストレスや生活習慣の乱れなどで自律神経が乱れると、ホルモンバランスが崩れて皮脂の分泌が過剰になり、毛穴詰まりからの白ニキビを招きやすくなるのです。
お肌の潤い不足
白ニキビができるのは、お肌の潤い不足が原因であることもあります。肌が乾燥するとお肌がゆらぎやすい季節の境目などでお肌が乾燥しがちです。特にあごは汗腺が少ないので乾燥しやすく、白ニキビができやすくなるのです。
お肌の乾燥により皮膚を細菌などの外敵から守るバリアー機能の働きが低下すると老廃物の排出がとどこおり、ニキビの原因となることもあります。
できてしまった白ニキビ。どうしたら治せる?
小さな白ニキビならセルフケアで完治することがほとんど。自分でできる白ニキビ撃退法にはどのようなものがあるのでしょうか?
生活習慣を見直して良質な睡眠をとる
ホルモンバランスが乱れる原因の一つに、生活リズムの乱れがあります。特に睡眠不足はホルモンバランスが乱れる大きな原因の一つ。また、お肌のターンオーバーを高めるためにも睡眠は不可欠です。
まずは寝る直前の飲酒や食事、ながらスマホを控えて、少しでも熟睡できる環境を整えましょう。深い睡眠を得るには、睡眠後3時間は熟睡できるようにするのがカギ。睡眠スケジュールの見直しをするのもいいでしょう。
洗顔は1日2回までにとどめる
必要以上の洗顔をすると、皮脂が根こそぎ洗い流されてしまい、お肌はどんどん乾燥することになります。1日の洗顔の目安としては、朝晩1回ずつの洗顔を心がけましょう。
洗顔後にタオルで顔を拭くときにも、強くこすらずお肌を押さえるようにしてふき取ることで、刺激を与えずに水分をふき取れます。
治りが遅ければ皮膚科にかかろう
さまざまなスキンケア対策を徹底していても、治るどころか悪化するようであれば、皮膚科を受診することをおすすめします。皮膚科では薬の処方だけではなく、レーザー照射などより高度な治療を提供していることもあるため、早めに専門医に相談してください。
おわりに
あごに発生しがちな白ニキビの原因とその対処法をご紹介しました。
すぐつぶしてしまいがちなあごの白ニキビですが、今回ご紹介した正しいケア方法でニキビを治していきましょう。
美肌づくりと海外旅行が大好きなフリーライター。
普段は、おもにパックやオイル、お肌に優しい食材やお茶を使ったスキンケア方法でトラブルレスな肌づくりを実践しています。
旅_先では現地のコスメや美容トレンドをサーチしたり、現地のローカルフードを楽しむのが大好き!最近はコスメを身近なものでDIYするのにはまり中。