眉毛に色を乗せる眉マスカラ。髪の色が暗い黒髪女子は、「使うと眉毛だけが不自然に浮いてしまう…」と悩んでいる方が多いのでは?
今回は、黒髪でもナチュラルに仕上がる、上手な眉マスカラの使い方をご紹介します!
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黒髪女子が眉マスカラを使うときのポイント
眉マスカラは、染めた髪に眉毛の色を近づけるためのもの。一般的には少し明るめの色がバリエーション豊富に展開されています。黒髪女子がそのような明るめの眉マスカラを選ぶと、髪の色と調和が取れずに眉毛だけが不自然に目立つという結果に。塗り方によってはのっぺりとしたあか抜けない印象も否めません。
色選びと塗り方がポイント
黒髪の人が眉マスカラを使いこなすためには、色を正しく選び、塗り方も工夫することが大切です。この点を念頭に置くことで、黒髪で眉マスカラを使っても、違和感のないナチュラルなアイブロウメイクに仕上がります。
黒髪女子に眉マスカラは本当に必要?
眉毛が少し濃いめなら、眉マスカラを使うのがベター。トレンドの太眉にするなら、そのままだと”もっさり感”が出てしまうので、眉マスカラで適度に眉毛の存在感を抑えるのがおすすめです。また、眉毛より髪のほうがほんのり茶色い方は、眉マスカラを使うことで統一感が生まれるので、メイク全体に今っぽさが出てきます。
知っておきたい眉マスカラの選び方
ひとくちに黒髪と言っても、その色味はさまざま。ブラウンが少し入っていたり、うっすら赤みがかっていたり…。再度鏡で髪をチェックして、色味をよく確認しておきましょう。合わせて黒目の色味もチェックすると、より適切な色選びに役立ちます。
おすすめカラー:グレー寄りのブラウン
数ある眉マスカラの中で、特に黒髪女子にイチ押しなのが、グレー寄りの落ち着いたブラウン。黒髪と調和しやすく、比較的なじみのいい色の一つです。
言うまでもなく、グレーに近づくほど黒っぽくなるので、髪の色を考慮しつつ、なりたいイメージに合ったカラーセレクトをしてみましょう!
おすすめカラー:黒に近いダークブラウン
地毛が茶色めの方は、シックなダークブラウンに挑戦。黄味が強いと一気に明るいトーンになってしまうため、あくまでも黒に近いこげ茶を選ぶのがポイントです。テスターでしっかり発色を確認し、その暗さが髪色にマッチしているかどうかを事前にチェック!
おすすめカラー:赤みのある暗めブラウン
ほんのり赤みを感じさせるブラウンは、女性らしい印象を与えたいときにうってつけ。髪の色と合わせるのが大前提なので、リカバリーできるように暗めのブラウンの中から探すようにしましょう。アイシャドウやリップもその色に合うものを選べば、メイク全体にまとまりが出てきます。
自然に魅せる眉マスカラの使い方
黒髪にベストな眉マスカラの色が分かったら、次は上手な使い方をマスター。一つひとつのステップを丁寧に踏み、立体感のある自然な眉毛を目指しましょう。手元には眉マスカラに加え、眉用のブラシとティッシュも用意!
Step1.眉の毛流れを整える
眉マスカラを乗せる前に、軽く毛流れを整えます。眉頭から眉尻まで、眉用のブラシでとかしましょう。眉毛にも意外とクセはつきやすいので、洗顔時にきちんと確認してクセを直すことも大切です。
Step2.余分な眉マスカラをOFFする
次に眉マスカラを乗せていきます。このときに気をつけたいのが「分量」。眉マスカラのブラシを出したら、容器の縁で数回しごき、余分な液をしっかりと拭います。さらにティッシュの上でブラシを2~3回スライド。こうすることで眉毛に余分なマスカラがぼってり乗るのを防げます。
Step3.全体にふわっと乗せる
眉マスカラを塗るときは、間違って肌につかないよう注意。肌についてしまうと、途端に平面的な眉毛になってしまいます。
根本ギリギリまで色が乗るように、全体的にふわっと乗せましょう。眉頭は毛が上に向くように、下から上にブラシを動かすのがコツです。
Step4.毛流れの逆方向からも塗る
全体に色が乗ったら、毛流れと逆の方向からも塗っていきます。このひと手間で一本一本がよりしっかりと色づいて、ムラのない美しい仕上がりになります。最後にもう一度毛流れと同じ方向にブラシを動かし、きちんと元の状態に戻します。
Step5.眉を再度ブラシで整える
塗り終えたら眉用ブラシで軽くコーミングして、余分なマスカラとできてしまったダマをきれいに取り除きます。
あまりに強くとかすと眉マスカラが全部とれてしまうので、表面をサッとなでるように、軽いタッチでするのがポイントです。
眉マスカラの塗る範囲を変えてみる
完成した眉毛を見て違和感があるなら、一度塗る範囲を変えてみるのも一つのテクニックです。全体ではなく、部分的に眉マスカラを使ってみましょう。眉頭から黒目の上までを塗るようにすると、色の存在感が弱くなり、よりナチュラルに見せられます。
眉毛を整えてあか抜けたイメージに
ベースとなる眉毛の形をすっきりさせることも、自然なアイブロウメイクには欠かせません。ボサボサな眉毛にいくら眉マスカラを乗せたところで、洗練された仕上がりにはなりません。
形自体がキレイでも、毛が長い状態だとやぼったくなり、マスカラも無駄に多く乗ってしまいます。まわりの要らない毛を処理するだけでなく、カットして長さも整えましょう!
アイブロウアイテムの使い方にも見直しを
眉マスカラが浮かないようにするためには、そのほかのアイテムの色選びにもひと工夫。眉マスカラと同じか、限りなく近い色を選ぶことが大切です。加えて、それらの使い方にもいくつかのちょっとしたコツがあります。
アイテムの複数使いで立体感をプラス
眉毛をナチュラルに描きたいなら、アイブロウアイテムは複数使うのが正解。眉頭はパウダーでふんわりと、眉尻はペンシルやジェルでキリッと。質感の異なるアイブロウアイテムを場所によって使い分けることで、立体的で陰影感のある眉毛が簡単に完成します。
透明の眉マスカラで自然な毛流れに
ここまでは色つきの眉マスカラについてご紹介してきましたが、毛流れを整えたいだけなら透明タイプがおすすめ。色がついていない分、気軽に普段のメイクに取り入れられるだけではなく、眉毛にツヤとハリが出て清潔感アップ!表情もイキイキと見せてくれます。
おわりに
アイブロウメイクに不可欠な眉マスカラ。選び方と使い方のコツを覚えれば、黒髪でも自然な眉毛に仕上げられます。ぜひ参考にして、今っぽいアイブロウメイクを楽しんでくださいね!
美容・ファッション系メディアのWEBライター。また、「スタイルプロデューサー」としても活動中。みなさんのコーデに関する悩みを解決すべく、各種情報発信をしたり、ちょっと変わった手法で個人のスタイリングをコンサルしています。とにかくオモロイことが好き★