毛穴パックを使ってこびりついた角栓に感動してマジマジと見つめてしまった経験は、誰でも一度はあるのではないでしょうか。洗顔で取れない汚れを除去する毛穴パックですが、正しく使わないと汚れが取れないだけではなく、肌に負担を与えることにもなります。
今回は、正しい毛穴パックの使いかたと、おすすめの毛穴パックをご紹介します。
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正しく使わないと逆効果な毛穴パック
詰まった角栓を一気に取り除けるのが毛穴パックの魅力ですが、それだけ粘着力が高いことの裏返しでもあり、間違った使い方をすると肌を傷めてしまいます。まずは、毛穴パックの正しい使いかたを見てみましょう。
毛穴パックの正しい使い方
毛穴パックにはシートタイプと洗い流すタイプがありますが、一般的なシートタイプの使い方を見てみましょう。なお、洗い流すタイプでもポイントとなる点に違いはありません。
シートタイプの毛穴パックの正しい使い方
- クレンジングでメイクを落とし、洗顔をして肌の汚れや皮脂を落とします
- シートを貼り付ける部分をまんべんなく濡らしてから、空気が入らないように密着させます
- シートが硬くなるまで乾かしたら、乾くまでの時間の目安は、寒い時期なら5分から10分、暑い時期なら10分から15分程度です
- シートが乾いて固くなったのを確認してから、シートを剥がします
毛穴パックを使用したあとは刺激に弱い状態なので、普段よりもしっかりとした保湿ケアが必要です。
やりすぎは肌トラブルの原因になる?
角層には肌を守るバリアー機能と保湿機能が備わっていて、ターンオーバーで定期的に入れ替わりがされています。毛穴パックを使い過ぎてターンオーバーのサイクルが乱れると、外部からの刺激を受けやすくなって炎症を起こしたり、皮脂の分泌が増えることでかえってニキビができやすくなります。
2週間に1回程度が目安
毛穴の汚れが取り切れていないからといって連続使用するのはNG。20代であれば週に1回、30代を過ぎたら2週間に1回程度が目安です。使用後は刺激の少ない保湿アイテムを使って、十分に保湿をしましょう。もちろん、ニキビや湿疹などのトラブルがあるまま使うのもNGです。
おすすめの毛穴パック
最後におすすめの毛穴パックと、毛穴パックのあとに使いたいコンディショナーをご紹介しましょう。
KOSE ソフティモ ホワイトパック
ガチガチ角栓の表面をやわらかくしてゆるめて奥からすっきり取り除くだけではなく、角栓のもととなる皮脂や汚れも吸着することで、つるつる小鼻にします。
花王 ビオレ 毛穴すっきりパック 鼻用+気になる部分用
欧米でも販売されている毛穴パックのロングセラー商品です。鼻用のシート5枚の他に、眉間やアゴなど毛穴づまりが気になるパーツに使える部分用10枚がセットです。
桃谷順天館 明色オーガニックローズ 明色スキンコンディショナー
洗顔後のお肌を弱酸性に整え健やかな肌に導くスキンコンディショナー。プレ化粧水としても使え、後に使うスキンケアの浸透を高めます。
おわりに
ついつい使いすぎてしまいがちな毛穴パックですが、使い過ぎは肌への負担となりますが、正しい使い方と適切な使用間隔をしっかりと踏まえて使えば、手っ取り早く美肌を実現できます。
肌の状態やトラブルの有無と相談しながら、正しく使いこなせるようになってください。
ヨーロッパ在住歴アリの美容オタク。ドラックストアのコスメから美容皮膚科のコスメまでなんでもトライしなければ気がすまない性格。20代のころからアンチエイジング&美白の鬼と呼ばれていただけあって30代後半になってもシミ・シワはほとんどありません!