「フェイスパック」と聞くと、夜に行うスペシャルケアだと思いがちですが、実は「朝パック」も夜パックと同じく美容効果が高いものとして近年注目を集めていること、ご存じでしたか?
そんな朝パック、一体どんな効果があるのでしょうか?
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朝パックとは?
朝パックは「夜は疲れてスキンケアに時間がかけられない」という方にぴったりの、朝にするパックです。
シートタイプだけでなく、泡やクレイなどの洗い流すタイプのパックもありますよ。
朝パックと夜パックの使い方は同じ?
朝パックと夜パックの使い方は、基本的にどちらも同じです。洗顔後に化粧水で顔の潤いをチャージしてパックをし、パック後乳液・保湿クリームでフタをする、といった順番ですね。
朝のお肌は枕などの寝具に顔が触れる、寝汗をかくなどの影響で水分が多く失われ、カサカサになっている状態。
パック前になるべく化粧水を多めにして水分チャージしておくと良いでしょう。
夜と同じパックを使ってもOK?
お肌が必要としている要素が朝と夜で異なるため、なるべく夜のパックと違う成分のものを朝パックで使うのがおすすめです。夜はお肌が日中の紫外線や空気中のチリなどでダメージを受けているので、保湿よりは栄養補給型のパックを使うのがベターです。
朝はお肌が乾燥している状態。栄養補給型ではなく潤い補給型のパックを使うのが良いでしょう。特に、化粧水のみのシートパックなど、成分がシンプルなものがお肌の負担になりにくくおすすめです。
朝パックにはどんなメリットがあるの?
まず一番に思い浮かぶのが、朝パックをすることで朝の時間を短縮できる!というメリットではないでしょうか。
パックをしながら着替えや朝食作りをする……ということも可能ですよね。
時間短縮のほか、お肌にとってどんなメリットがあるのでしょうか?
お化粧ノリが良くなる
朝パックをすることで潤い成分がお肌内部の角層にまでダイレクトに届き、乾燥で失われていたお肌のキメが整います。
お肌のキメバランスが良くなることで、乾燥で引き起こされがちなお肌の凹凸を解消させやすくなり、お化粧ノリがアップしますよ。
お化粧が崩れにくくなる
パックで保湿できることで乾燥によるお化粧崩れが防げるのも大きなメリットといえるでしょう。
お肌が乾燥すると小じわも発生しやすくなりますが、保湿できれば乾燥小じわによるお化粧崩れにも役立ちます。
パックで夏のべたつきを解消しやすくなる!
夏は朝から蒸し暑い日も多いですよね。「朝から保湿パックなんて余計べたつきそう」と思った方も多いでしょう。
しかし、べたつくからと言ってお肌の保湿ケアを怠ると、お肌は乾燥状態になりやすく、乾燥により余計に皮脂分泌され、さらにお肌がべたつく現象が起こりやすくなります。
そんな時に活躍するのが朝パック!効率よく潤い補給できるだけでなく、余分な皮脂の分泌を防げ、簡単にお肌のべたつきを軽減できますよ。特に暑さが厳しい時は、しゅわしゅわ感が楽しめる炭酸泡パックや、洗い流せるクレイパックを使うのも良いですね。
おわりに
べたつきが加速するのでは?と勘違いしがちな朝パックですが、忙しい朝だからこそおろそかになりがちなスキンケアをほぼパックだけで完結することができる貴重な時短ツールです。
忙しいからと朝の保湿ケアを怠る前に、一度朝パックにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
美肌づくりと海外旅行が大好きなフリーライター。
普段は、おもにパックやオイル、お肌に優しい食材やお茶を使ったスキンケア方法でトラブルレスな肌づくりを実践しています。
旅_先では現地のコスメや美容トレンドをサーチしたり、現地のローカルフードを楽しむのが大好き!最近はコスメを身近なものでDIYするのにはまり中。