「お風呂はダイエットにもいい」という話は少なからず聞きますがいつものように入浴しているだけではダイエット効果は期待できません。お風呂に入ってダイエット効果を得るためにはちょっとしたポイントを押さえる必要があります。
今回は、ダイエット効果を高める入浴方法とポイントについて見てみましょう。
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意外と知らない?入浴で期待できる効果
お風呂ダイエットは「血行促進」がポイント
お風呂ダイエットの基本は、血行促進させることです。血行促進により新陳代謝を高めて、消費カロリーを増やし、ダイエットにつなげます。
つまり、入浴により軽い運動をしたときと同じような効果が得られるのがポイントです。ランニングなどに比べると消費カロリーは少なめですが、毎日入ることで日々の積み重ねによりダイエット効果が期待できるのが特徴です。
より効果を求めるなら入浴の温度がポイント
入浴効果を高めるためには、お風呂の温度が重要です。お風呂の温度によって、自律神経の働きが変化し、入浴効果が変わってきます。
ぬるめのお湯はリラックス効果、熱いお湯は交感神経を刺激することで、消費カロリーを高めることができます。その日の体調や入浴時間にあわせて、温度を調節することが、お風呂ダイエットのポイントです。
マッサージ・半身浴でさらに効果大
マッサージを取り入れることで効果大
ぬるめのお湯につかると副交感神経が優位になるので、リラックス効果が得られるとともに、自然の発汗を促し血行促進できます。さらにダイエット効果を高めるためには、マッサージやストレッチをとり入れると効果的です。
足首を後ろからつかみ、ひざ裏、太ももまでリンパにそってマッサージすると足やせ効果が、雑巾を絞るように下腹をまんべんなくマッサージすればポッコリおなかの解消効果も期待できます。
ゆっくりお風呂に入りながら、毎日の疲れを癒やしつつダイエットもしたい、というひとにはおすすめの入浴方法です。
負担の少ない半身浴
半身浴をするなら、ぬるめのお湯で20分くらいを目安にゆっくりと入浴することがポイントです。お湯の深さはだいたいみぞおちの辺り、胸から下がつかるくらいが目安です。
入浴中は肩を冷やさないようにお湯をかけながら入浴し、全身浴と同じようにマッサージやストレッチをすることで、ダイエット効果を高めることができます。
ダイエット効果が高い高温反復浴
42度以上の熱いお湯で、交感神経の働きを活発にし、より高いダイエット効果が得られるのが高温反復浴です。
まずは、足からかけ湯をして徐々に体温を上げた後に、1分間胸までお湯につかります。熱さに慣れたら肩までしっかりとお湯につかります。数分経ったらお湯から上がって体を休めます。これを数回繰りかえすことで、1回の入浴で400キロカロリー程度のカロリー消費が期待できます。
高温反復浴は、高い効果が期待できるダイエット方法ですが、体に負担がかかるため、6時間以上間隔を開けることをおすすめします。
入浴効果を高めるアイテム
炭酸水の刺激で血行促進
お風呂にちょっとしたアイテムを加えることで、入浴効果を高めることができます。その1つが炭酸水。炭酸水をお風呂に入れて入浴すれば、ダイエット効果を一層高めることができます。
目安は、少しぬるめのお風呂(38度くらいが目安)に対して約1リットル程度。皮膚から吸収された炭酸ガスによる血行促進で消費カロリーがアップ。さらに。炭酸は殺菌効果と美肌効果もあるため、お肌の美容にも効果的です。
ミネラル豊富な天然塩も効果的
もう1つ、天然塩をお湯に入れる方法もおすすめです。天然塩はミネラル豊富なため、血行促進作用が高まり、肌にも優しくダイエット効果が期待できます。炭酸やミネラルを含んだ入浴剤もたくさん販売されているため、入浴剤として使うのもよいかもしれません。
入浴のし過ぎは健康にもリスク
このように小さくないダイエット効果が期待できるお風呂ダイエットですが、過剰な入浴は湯あたりなどの健康リスクの原因にもなります。そのため、1日1回、ある程度の時間までに制限することが大切です。
おわりに
今回は、お風呂ダイエットの方法とポイントについてご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。毎日の入浴時間をうまく利用して、ダイエットに役立てるとともに、健康で美しい体づくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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