目立つエイジングサインである深いシワ。ほうれい線ができたり、おでこや眉間に深いシワが刻まれたりすると、一気に見た目年齢があがって老け顔に見えてしまいます。
今回は、深いシワができる原因と対策方法を詳しく説明します。
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深いシワができる原因とは
深いシワは30代後半から40代以降にできるエイジングサインと思われがちですが、20代や30代前半でも、おでこにくっきり浮かんだ横じわや眉間の縦じわに悩まされる人がいます。くっきりと刻まれる深いシワは、表情グセと真皮の衰えが原因であることが少なくありません。
表情グセ
まぶたを開けるときに眉毛を上げたり、視力が低いせいで目を細めたりするクセはありませんか?同じような表情をしていると筋肉がその部分だけ過剰に動くので、筋肉の上にある皮膚にシワが寄ります。子供のころからおでこに深いシワがある人も。これも表情筋の過剰な動きによってできるシワの一つです。
真皮の衰え
人間の肌は表面から表皮、真皮、皮下組織という三層構造になっています。肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンは、真皮層にある成分。紫外線の影響や加齢などで真皮が衰えると、真皮の構造が変化して皮膚がたるみ、深いシワができやすくなるのです。
深いシワを改善する方法
深いシワを改善するためには、スキンケアよりも衰えた筋肉のエクササイズが効果的。おすすめのエクササイズのやり方をご紹介します。
おでこの深いシワを改善する方法
おでこのシワは老け顔に見える大きな要因の一つ。改善するエクササイズを紹介しましょう。
おでこのシワを改善するエクササイズ
- 両手の人さし指を1本立てて軽く曲げ、両方の人さし指を両方の眉毛の上、おでこの半分くらいの高さに添えます
- 両方の人さし指に力を入れ、ぴたっと肌に密着させ、下におろすようなイメージで力を入れて、同時に眉毛を持ち上げます
指で押さえながら眉毛の動きで上に持ち上げることで、シワが伸ばされるのが実感できるはず。このエクササイズは、上の動作を1セットとして5回から10回を目安にしてください。
眉間の深いシワを改善する方法
眉間のシワは老け顔に見えるだけではなく、不機嫌な印象を与えることも。眉間のシワを解消するエクササイズを見てみましょう。
眉間のシワを改善するエクササイズ
- 両手の人さし指から小指までの4本の指先をおでこの中央に添えます
- 力を入れすぎないようにして、指を肌に密着させながら、こめかみの上までなでおろします。この動きを5回繰り返しましょう
ここまでを1セットとして、5セットを目安にしてください。眉間のシワは表情グセが大きく関わるので、エクササイズ以外にも日常生活で気を付けることでも改善が期待できます。
深いシワはコスメやサプリで改善できる?
「真皮にあるコラーゲンやエラスチンが少なくなってるなら、化粧品やサプリで補えばいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。
実は、化粧品の成分が浸透するのは肌表面の角質層まで。真皮まで浸透させることはできません。また、食事などから取ったコラーゲンは消化吸収される過程でアミノ酸に分解されるため、やはり真皮層のコラーゲンと置き換わることはありません。
シワの進行を防ぐ美容液
化粧品やサプリが直接不足している成分を補うことは期待しにくいとはいえ、それ以上シワを深くしないようにするケアは大切。深いシワを改善するためのスキンケアについて考えてみましょう。
アテニア ドレスリフト リフト スペリア
筋肉をゆるめてほぐす成分・マイオキシノール配合。表情じわや肌のたるみによるシワを予防してくれます。
DHC 薬用レチノ Aエッセンス
15年以上のロングセラーを誇る人気商品。レチノール配合で肌の新陳代謝をサポート。シワ対策にぴったりのアイテムです。
DHC 薬用ホワイトニングセラム UV
紫外線吸収剤不使用でありながら、SPF50,PA++++で肌をがっちりガード。敏感肌の方にも適しています。
おわりに
深いシワができてしまったからといって、諦めて放置するのは絶対にNG。しっかりと予防ケアと保湿を行えば、徐々にシワも薄くなってくるかもしれませんよ!
ヨーロッパ在住歴アリの美容オタク。ドラックストアのコスメから美容皮膚科のコスメまでなんでもトライしなければ気がすまない性格。20代のころからアンチエイジング&美白の鬼と呼ばれていただけあって30代後半になってもシミ・シワはほとんどありません!