飲み会や仕事で帰りが遅くなったとき、面倒なメイク落としをさっとすませてくれるクレンジングシートは女子の強い味方ですよね。でも、クレンジングシートを使いすぎると肌に負担がかかってしまうので、上手に付き合っていくことが大切です。
今回は、そんなクレンジングシートの上手な使い方から選び方のポイント、おすすめアイテムを見てみましょう。
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クレンジングシートのメリット・デメリット
クレンジングシートは手軽にメイク落としができる便利アイテムですが、正しく使わないと肌トラブルの原因にもなります。まずは、クレンジングシートのメリットとデメリットを見てみましょう。
いつでもどこでもさっとメイクを落とせる
クレンジングシートの一番のメリットは、一枚あればいつでもどこでもすぐにメイク落としができることです。
出先でメイク崩れをすぐに直したい時や仕事で遅くなった深夜など、クレンジングシートが一枚あれば、すぐにメイク落としができます。また、ウォータープルーフの日焼け止めを塗り直したい時に、クレンジングシートで腕や足などを拭いておくと、日焼け止めがきれいに塗り直せる便利です。
肌への負担が大きくトラブルの原因にもなる
クレンジングシートは、その名の通りメイクをふき取るので、どうしても肌に摩擦が生じて負担になってしまいます。
毎日使っていると、肌の乾燥やニキビなどの肌トラブルの原因にある恐れもあるので、注意が必要です。特に肌がゆらいでいるときにはクレンジングシートの使用は控えた方が良いでしょう。
毎日使うのはNGだけどメイクはその日のうちに落とそう
クレンジングシートを毎日のメイク落としに使うのは、肌への負担を考えるとおすすめできません。
クレンジングシートは必要なときだけに頼るスタンスで付き合っていくのが一番です。何かあったときのために、ひとつ手元においておくと心強いですね。
クレンジングシートの上手な使い方
それでは、クレンジングシートの上手な使い方について見てみましょう。
ふき取らずメイクになじませて優しく落とす
クレンジングシートでメイクを落とす時にNGなのは、肌をこすること。四つ折にしたクレンジングシートを肌に当ててメイクを浮かせた後、やさしく滑らせるように拭き取りましょう。
アイメイクは特にしっかりとなじませて、滑らせるようにして落としていきます。マスカラはまつ毛を挟み込むようにして数秒待ち、根元から下へと優しく拭き取りましょう。アイラインは折り畳んだシートの角を使って丁寧に落とします。
使用したシート面を二度使いしない!
同じ面を繰り返し使うのは、汚れが肌に付着して毛穴のつまりなどのトラブルの原因となるのでNG。一枚でふき取れないようであれば、新しいシートを出してきれいなシートで落とすようにしましょう。
ポイントメイクから順番に落とす
ベースメイクはナチュラルメイクでもアイメイクはしっかり目と言う方は、アイメイク専用のクレンジングシートも用意しておきましょう。クレンジングシートを分けておくことで、ベースメイク用のクレンジングシートは洗浄力が弱めでも良くなるので、肌の負担を減らすことができます。
メイクを落とすときは濃い部分から順番に落としていくと、まんべんなくきれいに落とせます。
クレンジング後はできれば洗顔・保湿をしよう
クレンジングシートによっては、メイクを落とした後の洗顔が不要!というものもありますが、メイクを落とすための界面活性剤や、メイク汚れの残りはどうしても肌に残るので、ぬるま湯ですすぐだけでも良いので洗顔をするようにしましょう。余裕であれば保湿ケアもするようにしてください。
クレンジングシートを選ぶポイント
一口にクレンジングシートと言っても種類がとても豊富なので、目的に合わせて選ぶことも大切です。クレンジングシートを選ぶときのポイントについて、おすすめアイテムと合わせてご紹介していきますね。
肌への優しさにこだわる
できるだけ肌に負担をかけないように、シートの素材や配合成分にこだわるのもおすすめです。
江原道 クレンジングシート
江原道(コウゲンドウ)のクレンジングシートは100%オーガニックコットンのシートで肌に優しいのが魅力。厚手で大判なのでやぶれにくく、メイク落としはもちろん、日焼け止めの塗りなおしなどにも重宝しそう。
エレガンス クレンジング クロス
マイルドなベースをたっぷりと含んでいて、優しく、素早くメイクを落としてくれるクレンジングシート。豊かなバラの香りにも癒やされます。
ニーズルヤード フェイシャルクレンジングコットン
オーガニックコスメブランドのニーズルヤードのクレンジングシーは、100%オーガニックコットン使用で優しい使い心地が魅力。オーガニックのハーブエキスがたっぷり配合されているのに加えて、アルコール、人工着色料、香料不使用のこだわり処方が魅力です。
携帯タイプは女子の強い味方!
持ち運びしやすい携帯タイプは、急な出張やメイクが崩れてしまったときなどに、持っているとすぐに使えるのでとっても便利です。
資生堂 専科 すっぴん磨きクレンジングシート
メイクはもちろん、小鼻の黒ずみや不要な角質もからめとってくすみをオフしてくれるクレンジングシート。天然コットン100%で肌に優しい使い心地です。洗顔不要のタイプなので、万が一のときも安心。
あると便利なポイントメイク専用のクレンジングシート
アイメイクはしっかり派!という方にはポイントメイク専用のクレンジングシートとの併用もおすすめ。ポイントメイク用のクレンジングシートは普段から使うことができるので、持っておいても損はないですよ。
資生堂 ベネフィーク セオティ アイメーキャップリムーバー
アイメイクを落としながら、まつげ養成成分や保湿成分などが目元を優しくケアしてくれる、アイメイク専用のクレンジングシート。マツエクにも対応しているので、普段使いにもおすすめの一品です。
メイクの濃さでオイルインとリキッドを使い分けて
バッチリメイクのときにはオイルインタイプ、ナチュラルメイクのときはリキッドタイプと、メイクの濃さに合わせてシートも使い分けると肌の負担も少なくて済みますよ。
マンダム ビフェスタ うる落ち水クレンジング シート エンリッチ
オイルフリーのリキッドタイプのクレンジングシート。お値段もお手ごろで、メイクお年や日焼け止めの塗りなおしなどに惜しまず使える大容量タイプです。ヒアルロン酸などの保湿成分も配合されているので、乾燥が気になる方にもおすすめ。
KOSE ソフティモ ラチェスカうるおいクレンジングシートオイルイン
3層のクッション構造にたっぷりとメイク落とし閉じ込めたクレンジングシート。オイルインなので、ウォータープルーフのマスカラもツルッと落とせます。
お風呂に入れないときには全身に使えるクレンジングシートが便利
クタクタで帰ってきて、もうお風呂も入る気力がない・・・という時には、全身のケアができる大判タイプがおすすめ。急な事情でお風呂に入れなくなったときにも便利ですよ。
BCL Saborino さっぱり落とシート
これ一枚でクレンジングから洗顔、ボディ洗浄と保湿までできるSaborino(サボリーノ)さっぱり落とシートは、30cm×30cmの大判サイズ。お風呂に入るのもしんどいという時のお助けアイテムとしておすすめです。
おわりに
クレンジングシートの普段使いは肌に負担がかけてしまいますが、節度を守って使いこなせれば便利なアイテムです。疲れたときや緊急のときはクレンジングシートに頼ってメイク汚れからお肌を守ってあげましょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
化粧品関連メーカーにて、化粧品に配合されるエキスの開発や薬事申請業務に従事しました。現在はフリーライターとして、美容関係の記事を執筆しています。
得意分野は肌トラブルの原因と対策方法の解説、化粧品に配合される成分の解説です。2016年に日本化粧品検定1級を取得。
大の広島カープファンで趣味は野球観戦です♪