敏感肌 の方は、肌のかゆみやヒリヒリとした刺激を感じやすく、スキンケアにもとても気を使っていらっしゃるのではないでしょうか。自分に合う化粧品を見つけるだけでも一苦労ですから、本当に大変ですよね。
そこで今日は、敏感肌の種類と原因から、スキンケアや生活習慣で気をつけたいポイントまで詳しく解説!さらにおすすめのスキンケアブランドについても年代別にご紹介します。
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そもそも 敏感肌 って?
健康な皮膚の表面は、角質細胞が規則正しく並んでおり、角質層の上を皮脂膜で覆われていることで肌の水分が保たれ、外部からの刺激からも肌を守ってくれます。この角質細胞の隙間は、セラミドを主成分とする細胞間脂質によって埋まっていて、細胞同士を接着する働きをしています。さらにこの細胞間脂質は、高い保水力があり肌の潤いを維持する役割も担ってくれています。
一方、敏感肌はこの細胞間脂質の量が減少して、肌の水分が逃げやすい状態な上に、角質細胞の規則正しい並びも乱れて外部からの刺激を受けやすくなっているのです。
敏感肌 の種類と症状
一言に敏感肌と言っても症状によっていくつかの種類に分類することができます。
乾燥性敏感肌 |
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アレルギー性敏感肌 |
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スキンケアのやりす ぎによる敏感肌 |
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原因
敏感肌の原因も種類によって様々。それではひとつずつ原因について解説していきますね。
乾燥性敏感肌 |
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アレルギー性敏感肌 |
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スキンケアのやりす ぎによる敏感肌 |
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敏感肌 の人が知っておきたい基礎化粧品の選び方
保湿効果が高いものを選ぶ
敏感肌は、表面の角質が乱れて水分が逃げやすい状態になり、バリア機能も低下しています。肌の水分を保持する効果の高いセラミドやヒアルロン酸、プロテオグリカンなどの成分を配合した基礎化粧品を、スキンケアに取り入れてみるのがおすすめです。
また、ホホバ油やスクワランと言ったエモリエント効果の高い成分を取り入れると、肌表面に潤いの膜を作ってバリア機能をサポートしてくれますので、こちらもおすすめですよ。
必ず肌に合うものを選ぶ
敏感肌はバリア機能が低下していることから、外からの刺激はもちろん配合成分の中に刺激を感じるものが入っていると、ヒリヒリしたり肌が荒れてしまう恐れも!エタノールなどに刺激を感じやすい方は、配合していないものを選ぶようにすると良いですね。
アレルギーテストや肌への刺激性についての評価試験が行われているかどうかも、肌への優しさを見極めるポイントです。
敏感肌の方は、どのような化粧品を使うにしても、試供品などで予めご自身の肌に合うかしっかりと確認してから使い始めるようにしましょう。
【20代】 敏感肌 におすすめの基礎化粧品ブランドランキングBEST5
1位 資生堂 dプログラム
資生堂のdプログラムは、花粉や化学物質による刺激や乾燥、季節の変わり目などに敏感になってしまった肌を優しくケアする基礎化粧品シリーズ。保湿ケアやニキビケア、エイジングケアなど肌の状態に合わせて4つのタイプから選ぶことができます。
全アイテムがパラベン(防腐剤)、アルコール(エタノール)フリーの低刺激処方になっており、敏感肌の方によるパッチテストやアレルギーテストも実施されています。
dプログラムシリーズの中でもおすすめしたいアイテムは、モイストケアローションW(125mL 3500円)。こちらは抗炎症作用のあるグリチルリチン酸ジカリウムと、美白有効成分を配合した薬用化粧水で、かさつきや肌荒れを防いでバリア機能を整えてくれる上に美白ケアもできる点が魅力です。お得な付け替え用レフィル(125mL 3000円)があるのも嬉しいですね。
2位 ノエビア ノブⅢシリーズ
ノブは皮膚科医の協力の下、皮膚科学の敏感肌のことを皮膚から考え抜いたスキンケアブランドです。その中でもノブⅢは、バリア機能の低下によって乾燥しやすい肌に潤いを届けて健やかな状態に導いてくれる基礎化粧品シリーズ。肌のバリア機能を保っている皮脂、天然保湿因子、細胞間脂質の代わりとなる成分をバランスよく配合して、乾燥に負けない肌へと導きます。
開発の段階から皮膚への刺激性を確認するためのパッチテストをはじめ、一時的な刺激濃霧を確認するスティンギングテストなど様々な評価試験が実施されており、使用感や肌の様子などを徹底的に調査してようやく商品化されるそう。これだけしっかりと試験をされていると安心して使えますね。
NOVⅢシリーズでも特におすすめしたいアイテムはノブⅢフェイスローションR(120mL 4000円)です。肌に存在するセラミドと同じヒト型セラミドや抗炎症作用のあるグリチルリチン酸ジカリウム配合した薬用化粧水です。しっとりタイプとさっぱりタイプがあり、肌の調子に合わせて選ぶことができます。肌の炎症を鎮めるとともに潤いを届けます。
3位 小林製薬 ヒフミド
ヒフミドは、全ての製品に人の肌に存在するセラミドと同じ、セラミドⅠ、セラミドⅡ、セラミドⅢの3種類が配合されている基礎化粧品シリーズです。この3種類のセラミドは働きが異なり、それぞれの力を発揮して肌本来の潤いをサポートしてくれます。元々肌にある成分なので、角質層にも良くなじんで肌の保水力を保ち、敏感になった肌のバリア機能を支えます。
ヒフミドシリーズの中でもおすすめしたいアイテムは、エッセンスクリーム(22g 4000円)。ヒト型セラミドを4%も配合していて、肌のバリア機能をしっかりサポートしてくれます。また、ヒト型セラミド以外にもリピジュアや植物性セラミドなど優秀な保湿成分を配合しており、乾燥小ジワを目立たなくする効能評価試験も実施済ですので、小ジワが気になり始めた方にもおすすめしたい一品です。
4位 オルビス アクアフォースシリーズ
オルビスのアクアフォースは、乾燥してキメが乱れてしまった肌を肌本来の潤う力を高めることで、土台から整えてくれるスキンケアシリーズ。敏感肌の方でも安心して使えるように、肌に不要な成分を徹底的にカットした処方設計になっている点も魅力のひとつで、界面活性剤、着色料、香料、油分不使用な上に弱酸性で肌を優しくケアしてくれます。
アクアフォースシリーズでおすすめしたいアイテムは、アクアフォースローション(180mL 1500円)。肌の構成成分に似ている潤い成分「うるおいマグネットAQ」が、乾燥して乱れてしまった角質の隙間に浸透して、乾燥した部分を優先的に保湿してくれます。さらに、補った潤いが逃げ出さないように、水分を包み込んでしっかりキープすることで打つまでもモチモチとした肌を保ちます。さっぱりタイプとしっとりタイプの2種類があり、それぞれに詰め替え用(180mL 1300円)も揃っているのでお財布にも優しいですね。
5位 無印良品
無印良品のスキンケアシリーズは、低価格でシンプルな処方設計が人気のスキンケアシリーズ。中でも敏感肌シリーズは、若い女性を中心に人気を集めています。香料、着色料、鉱物油、パラベン、アルコールフリーでアレルギーテストも実施されているので、肌が敏感な時でも安心して使うことができます。
無印良品の敏感肌シリーズでも特におすすめのアイテムが、化粧水・敏感肌用高保湿タイプ(200mL 638円)。岩手県釜石市のミネラル豊富な天然水をベースに、リピジュアやヒアルロン酸といった優秀な保湿成分が配合されており、肌に優しくうるおいを届けてくれます。そしてなんと言ってもお手ごろな値段で、ケチらずにたっぷり使用できるのが嬉しいですよね。
他にもさっぱりタイプ、しっとりタイプがあり、それぞれ大容量タイプ、携帯タイプもあるので、肌質や用途に合わせて使い分けるのもおすすめです。
【30代】 敏感肌 におすすめの基礎化粧品ブランドランキングBEST5
1位 アクセーヌ モイストバランスシリーズ
アクセーヌは化粧品によるアレルギー被害が起きていた1970年代に、こうした被害が二度と起こらないようにと、皮膚科医との共同研究によって低刺激で効果も実感できる化粧品作りを目指したことがブランドの始まりなのだそう。特にアレルゲンとなりやすい成分を配合しないことにこだわり、年々複雑化していく肌トラブルから肌を守ることを第一に作られています。
そんなアクセーヌの中でもおすすめしたいアイテムは、モイストバランスローション(360mL 5500円)。乾燥して敏感になってしまった肌は、細胞間脂質が不足して角質細胞の間が隙間だらけになっていますが、ナノ化されたヒアルロン酸などの保湿成分が角層へすばやく浸透して、不足していた潤いを届けます。また、無香料、無着色、アルコール(エタノール)フリーの低刺激処方で、ゆらいだ肌にも安心して使用できます。ノンコメドジェニック試験済でニキビができにくいのも嬉しいですね。
2位 ディンセシア つつむ
ディンセシアは、ポーラ・オルビスグループの敏感肌専門ブランド。厳選した化粧品原料を使い、アルコールや香料、紫外線吸収剤といった肌の刺激になるものは配合されていません。
アレルギーテストはもちろん、皮膚への刺激性など考えられる限りの安全性試験を実施。国の定めた基準よりも厳しく安全性を確認している点も好印象です。
ディンセシアシリーズでも特におすすめしたいのが、つつむローションセラムE (120mL 3400円)。ディンセシアの特許技術で肌をラップのように包み込み、乾燥で乱れた角層表面のバリア機能をサポート。花粉や雑菌、乾燥などの外部刺激から肌を守ります。
さらに、ナノ化されたヒト型セラミドや、天然保湿因子の一種であるアミノ酸が角層へと浸透して、潤いで満たしてくれます。そして肌の表面にとどまっているエモリエントプール成分が、水分の蒸散を防ぎ、潤いのある肌を保ちます。
3位 資生堂dプログラム
dプログラムは、花粉や化学物質による刺激や、乾燥、季節の変わり目などに敏感になってしまった肌を優しくケアする基礎化粧品シリーズ。保湿ケアやニキビケア、エイジングケアなど肌の状態に合わせて4つのタイプから選ぶことができます。
全アイテムがパラベン(防腐剤)、アルコール(エタノール)フリーの低刺激処方になっており、敏感肌の方によるパッチテストやアレルギーテストも実施されています。
dプログラムシリーズの中でも30代の方におすすめしたいアイテムは、モイストケア エマルジョンR(100mL 3800円)。こちらは抗炎症作用のあるグリチルリチン酸ジカリウムと、美白有効成分を配合した薬用乳液で、美白ケアと肌荒れケアを同時に行うことができます。また、オリジナルのエアリーミルク処方で、乳液なのにべたつかず軽い使用感がとても心地よく感じられます。お得な付け替え用レフィル(100mL 3300円)があるのも嬉しいですね。
4位 ミノン アミノモイスト
ミノンは、ゆらぎやすい乾燥肌や敏感肌の女性のために作られたスキンケアブランド。皮膚科学に基づいた処方設計で、アレルギーテスト、パッチテスト、スティンギングテスト、敏感肌・乾燥肌の方による連用テストも実施されており、安心して使用できる点が魅力です。
ミノンの中でも特におすすめしたいのが、モイストチャージミルク(100g 2000円)です。天然保湿因子の構成成分である9種類のアミノ酸を独自のバランスで配合しており、角質へうるおいを届けてバリア機能をサポートします。また、アミノ酸系のセラミド擬似成分が乾燥によってできてしまった角質層の隙間に浸透して、細胞間脂質の働きを助けます。さらに、保湿効果の高いリピジュアが肌表面を覆い、潤いを逃がしません。
5位 ドクタープログラム トリニティライン
大正製薬グループのドクタープログラムより発売されているトリニティラインは、これまで培ってきた製薬技術を基に、環境にも年齢にも負けない肌のバリア機能を保つための成分や技術開発に取り組んでいるブランドです。
トリニティラインでは、数ある美容成分の中でもバリア機能維持には欠かせないセラミドに着目。徹底したセラミドケアで、ダメージを受けたバリア機能を整えて健やかな肌へと導いてくれます。
そんなトリニティラインの中でもおすすめのアイテムは、鎮(shi zu me)(50g 税込4,104円)。抗炎症の有効成分グリチルリチン酸を配合した薬用美容液で、ストレスで荒れてしまった肌を鎮めてくれます。また、ヒト型セラミドをナノ化したナノセラミドデリバーが、角層の隅々までしっかり浸透してうるおいで満たします。さらに水を一切使わず、ベースに酵母エキスを使用することで、肌の不調を整えるという嬉しい効果も。
敏感肌 の基本のスキンケア方法
洗顔
洗顔は1日2回を基本とします。1日に何回も洗顔を繰り返すと、肌が乾燥して敏感肌が悪化する恐れがありますので注意しましょう。
洗顔は38度くらいのぬるま湯で行います。洗顔料はしっかりと泡立てて、泡で顔全体を包み込み、手で直接顔を擦るのではなく、泡で顔を洗うと肌への刺激が少なくなります。
化粧水
洗顔後の保湿はとにかくすぐに行うこと!特に入浴の後は肌表面の温度と湿度が急激に低下するため、お風呂からあがって20分もすると、肌は過乾燥の状態になってしまいます。
化粧水をつけるときは手で直接つけても、コットンを使用してもどちらでもかまいません。それぞれのつけ方のポイントについてご紹介していきますね。
手でつける場合 |
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コットンでつける場合 |
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美容液
美容液は適量を手のひらに取り、頬や目元、口元など乾燥しやすい部分につけ、顔全体に優しく伸ばしていきます。ゴシゴシと擦るのではなく、手のひらでそっと包み込むようにして美容液を肌へと入れ込むようなイメージです。最後にハンドプレスをして完全に肌になじませてあげましょう。
乳液(クリーム)
乳液を手のひらに取り、美容液と同じように頬や目元、口元へつけて、手のひらで優しく顔全体へ広げていきます。乾燥が気になる部分がある場合は、もう一度適量を手にとって、重ね付けをします。最後にハンドプレスでしっかりなじませればお手入れ完了です。
敏感肌 のメイクのポイント
下地
敏感肌の方は、化粧下地にも保湿成分や美容成分が入っている美容液タイプのものがおすすめです。また、肌の乾燥は紫外線によっても悪化してしまうので、UVカット効果のあるものを選びましょう。紫外線を防ぐ化粧品素材には、紫外線を吸収するタイプと、紫外線を反射させるタイプがあるのですが、敏感肌の方はより刺激の少ない紫外線を反射するタイプ(紫外線散乱剤)を配合している下地を選ぶようにしましょう。
紫外線散乱剤として配合される成分は、酸化亜鉛や酸化チタンが有名ですので、これらを配合しているかどうかで判断してみてください。また、「ノンケミカル」や「紫外線吸収剤不使用」と書かれているものも紫外線散乱剤を使用している化粧下地ですので、選ぶ際に参考にしてくださいね。
ファンデーション
ファンデーションは、リキッドタイプよりもパウダータイプのほうがおすすめです。リキッドタイプは肌が潤うように思えるかもしれませんが、実は水分と油分が分離しないように界面活性剤が沢山使われているので、肌にとってはあまり優しいとはいえないのです。パウダーファンデーションでは乾燥がひどくて肌になじまないという方は、少し油分を含んだしっとりしたタイプを使ってみるのもおすすめです。
また、休日などはミネラルファンデーションにするなど、出来るだけ肌の負担を減らすメイクにすると良いですね。
敏感肌 に効果的な対策法6選
メイクやスキンケアはシンプルに
毎日しっかり濃い目のメイクをすると、その分洗浄力の強いクレンジングを使う必要があるので、敏感肌にとっては大きな負担となってしまいます。また、スキンケアもいくら肌に良いものだからといって、あれこれ付けすぎるとかえって肌が荒れる原因となる可能性もあります。肌が敏感な状態の時は、できるだけ肌に負担をかけないことを一番に考えてシンプルなメイク・スキンケアを心がけましょう。
腸内環境を整える
最近の研究で、腸内環境の健康が健康維持や病気の予防にとって大切だということが明らかになってきており、アレルギーなどの皮膚の病気の改善にも良い影響を与えるそうです。普段からヨーグルトやオリゴ糖など腸内環境を整える食べ物を積極的に摂るようにしましょう。
シャンプーの仕方にも気をつける
敏感肌の方は、シャンプーも洗浄力の弱い低刺激のアミノ酸系シャンプーやぺタイン系シャンプーを使うことをおすすめします。また、シャンプーやリンスのすすぎ残しがあると、肌荒れの原因になる恐れも。お風呂での体を洗う順番は、シャンプーを最初に行ってから顔や体を洗うようにしましょう。
日焼け止めを必ず塗る
紫外線はシミの原因になるだけでなく、肌の乾燥を引き起こすので敏感肌の方にとっても紫外線は大敵ですので、外出時には日焼け止めを必ず塗るようにしましょう。また、化粧下地のパートでもご紹介しましたが、日焼け止めもノンケミカルや紫外線吸収剤不使用と書かれている、紫外線散乱剤を配合した物を選ぶと肌により優しいですよ。
日焼け止めのSPF値ですが、ちょっとした外出であればSPF値は30程度のもので十分です。ウォータープルーフタイプなどSPF値の高いものは、落とす時に専用のクレンジング剤が必要な場合もあり、肌に負担がかかってしまうので必要以上に使用することは避けた方が良いでしょう。
質の良い睡眠をとる
肌細胞の生まれ変わり(ターンオーバー)は、主に睡眠中に行われています。このターンオーバーの間には、肌の潤いを保つセラミドも作られていきますので、健やかな肌に近づくためにも質の良い睡眠は必要不可欠です。
睡眠前はスマートホンやパソコンの使用やお酒の飲み過ぎは、脳を覚醒させてしまうので控えましょう。 また、眠りにつく時には体温が約0.5℃低下するのですが、体温の低下スピードがスムースであればあるほど、質の良い睡眠が取れるとされています。なかなか寝付けないという方は、ノンカフェインの温かい飲み物を飲んだり、足湯などで体を温めてから布団に入ると眠りにつきやすくなるので試してみて下さい。
生活習慣を整える
睡眠以外にも規則正しい生活習慣を送ることは、美肌を保つために大切な要素です。食生活を整え、肌に必要な成分をしっかり取ることで、元気な肌細胞を生み出すサポートになります。また、血流を促進することで肌の細胞に栄養が届きやすくなり、ターンオーバーがスムースになります。ストレッチやヨガ、ウォーキングなど、できる範囲で構いませんので生活に運動を取り入れてみて下さい。
敏感肌 に悪い食べ物って?
炭水化物 |
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脂っこいもの |
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冷たい食べ物・飲み物 |
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嗜好品 |
また、コーヒーなどに含まれるカフェインは、利尿作用によってビタミンCを排出しやすくする作用があるので、こちらも取りすぎには注意しましょう。 |
敏感肌 のケアにおすすめの栄養素
ビタミン
ビタミン類は健やかな肌を作る上で大切な栄養素の一つです。特に肌の免疫を保ち、肌荒れを防いでくれるビタミンAや抗酸化作用にコラーゲン生成を促す作用があるビタミンC、抗酸化作用と血流促進作用のあるビタミンE、肌の新陳代謝に必要なビタミンB2、B6は積極的に摂るようにしましょう。それぞれのビタミンが多く含まれている食べ物は以下の通りです。
ビタミンA |
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ビタミンC |
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ビタミンE |
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ビタミンB2 |
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ビタミンB6 |
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亜鉛・カルシウム・セラミド
ビタミン以外では亜鉛が、肌細胞の合成を活性化したり、皮膚の抵抗力を保ってくれるミネラルです。亜鉛を多く含む食べ物としては、牡蠣、うなぎ、レバー、チーズ、納豆や豆腐などの大豆製品があります。
カルシウムも、肌の新陳代謝の促進やセラミドを主成分とする細胞間脂質の生成をサポートする働きがあります。角質細胞同士の接着を強くしてバリア機能を高める役割もあり、間接的に健やかな肌作りを支えてくれる栄養分です。カルシウムは、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品に多く含まれています。
肌の水分の大半を保持してくれるセラミドも積極的にとっておきたい栄養素のの一つ。セラミドはこんにゃく芋や大豆、黒豆、小豆、ごぼう、ひじきなどに多く含まれています。
亜鉛 |
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カルシウム |
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セラミド |
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おわりに
いかがでしたか?敏感肌の方にとって肌の調子を整えることは簡単ではありませんが、原因とお手入れのコツをつかんでおけば、より肌に良い生活を送ることができ、敏感肌の改善にもつながっていくと思います。
すぐには効果を実感できないかもしれませんが、肌の細胞が生まれ変わるためには28日以上必要ですし、毎日の地道なお手入れが未来の美肌につながっていきます。諦めずにコツコツとケアを続けていきましょう。
化粧品関連メーカーにて、化粧品に配合されるエキスの開発や薬事申請業務に従事しました。現在はフリーライターとして、美容関係の記事を執筆しています。
得意分野は肌トラブルの原因と対策方法の解説、化粧品に配合される成分の解説です。2016年に日本化粧品検定1級を取得。
大の広島カープファンで趣味は野球観戦です♪