汗をかいたときに肌がピリピリした痛みがあるのは、お肌に何かしらの異常があるとき。お肌からのSOSサインを見逃すわけにはいきません。
今回は、汗で顔がピリピリ痛くならない予防策から改善策までご紹介していきます。
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汗で顔がピリピリする原因
汗が蒸発すると肌に残るのが、塩分とアンモニア。お肌の状態がよくないとこの二つが肌への刺激となり、ピリピリした刺激が走るのです。
刺激の有無が肌のコンディションを表す
たっぷりと汗をかいたあとに、ピリピリっとした痛みが走るのは、気持ちのいいものではありません。それだけではなく、この刺激は「コンディションが良くない」というサインでもあります。
敏感肌になるのはバリアー機能が低下している証拠
日頃の洗顔やスキンケアの仕方によっては、知らず知らずのうちにお肌のバリアー機能が低下して刺激を受けやすい敏感肌へと変わってしまいます。そんなときに汗をかけば、汗に含まれている成分が刺激となるのは当然でしょう。
ピリピリさせないためにも過剰なスキンケアは厳禁!
汗でピリピリした刺激を受けないためには、過剰なスキンケアをせずにお肌をいたわることが大切です。古くなった角質はゴワツキやくすみ、ターンオーバーを遅れさせる原因であることは知られていますが、ひんぱんに角質を取り除くことはお肌の負担となります。
頻繁にピーリングをしない
古くなった角質をはがすピーリングは爽快感がありますが、頻繁にしていると必要な角質まではがしてしまい、外部刺激に弱い肌になります。刺激に弱い肌が続くと肌負担が増えて、ピリピリしたお肌になりやすくなるのです。
過度なスキンケアをしない
クレンジングのときにメイクをしっかり落とそうとして、強く肌をこすったり、ゴシゴシ洗顔をするのもNG。強い刺激を与えることは、お肌が敏感肌へと傾く大きな原因です。
また、化粧水などのスキンケアアイテムをつけるときにこすりながらつけると、お肌に負担を与えてしまいます。過剰なスキンケアや洗顔をしないようにすることも、汗で顔がピリピリ痛くならない予防策です。
十分な保湿は欠かせない!ピリピリ肌の改善策
敏感肌に傾いているお肌に必要なのは、保湿です。お肌のうるおいをキープすることで、みずみずしいお肌と正常なターンオーバーが戻ってきます。
保湿成分の中でも特に注目したいのが、潤いのベールで保護するセラミド。外からの刺激をシャットアウトして肌内部の水分をガードする働きもあります。
洗顔方法や洗顔料を見直す
敏感肌に陥っているときには、お肌の状態を改善させる成分を含む化粧品を選ぶ必要があります。普段の洗顔料やスキンケアアイテムは刺激が強いので、お肌の状態が悪化する可能性があるからです。
ナチュラルな洗浄成分と洗顔後の保湿効果の高い洗顔料を使い、たっぷりの泡でお肌を包み込むようにソフトに洗います。洗い上がり後もタオルでやさしく押さえるように水分をふき取ります。
汗はこまめにふき取る
塩分とアンモニアは汗に含まれるお肌の2大刺激物質。汗をかいたらすぐにふき取って、刺激物質を残さない習慣をつけましょう。
汗を拭きとるときには、できるだけお肌に刺激を与えないようにぬれたやわらかいタオルを使い、ポンポンと軽く叩くようにしてふき取ります。
おわりに
汗が刺激となって肌がピリピリするのは、お肌のバリアー機能が低下しているからです。重要なのは保湿を十分にすること。
保湿成分をたっぷりと配合している化粧品を使うことで、ターンオーバーを正常化。汗で顔がピリピリ痛くならないみずみずしいお肌を育てていきましょう。
美意識が高く、常に「美」を追求しています。ただし極力お金をかけずに、自分でできるだけの努力をするのが私のポリシーです。「美」を追い求めて日常生活を改善していくと、3ヶ月を過ぎた頃から肌や身体に何かしらの変化が現れてくるので、チャレンジしていて楽しいな…と感じます。「美」に関する分野でこれまでにリサーチしたことや、実際に試してみたことなど、自身の経験も踏まえて色々と発信していきます。