両ひざの間に隙間ができて立っている時など見た目が気になるO脚。その原因は普段の生活の癖や運動不足などが考えられます。そのまま放っておくと、体の不調にもつながるので危険!
今回は、O脚を改善したいけど、お金や時間がないという人に向けて、自宅でできる改善方法をご紹介します。
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O脚の原因は?毎日の習慣によるもの
O脚とは両足をそろえてまっすぐに立った時に、両ひざとくるぶしの間が離れている状態です。特に日本人は、O脚の人が多い傾向があります。しかしO脚は、地道な努力をすれば改善が期待できるのです。
O脚の原因になる姿勢と歩き方
O脚は生まれつきではなく、座り方や歩き方など毎日の習慣の積み重ねによるもの。前傾姿勢になる猫背は、脚に負担がかかるので骨盤の歪みや下半身の筋肉バランスを崩れやすくなり、O脚になりやすくなります。
また、O脚は見栄えだけではなく腰痛や肩こりなど健康にも悪影響を及ぼしますし、実年齢よりも老けて見られるなど損なことばかり。
O脚の原因になる座り方
椅子に座るときに脚を組む癖や、床に座るときにお姉さん座りをする人は要注意。こういった座り方をしていると身体の片側に重心がかかりやすくなり、骨盤が歪んでO脚になりやすくなります。また、お尻を床につけて両足を外側に出す、ぺたんこ座りも骨盤が広がりやすいのでNG。
デスクワークが多い、脚を組んで座る癖がある、あぐらをよくかくという人は、O脚を改善するためにも座り方を意識してみましょう。
あなたはあてはまる!?O脚セルフチェック
まずは、自分がO脚なのかどうかをセルフチェックしてみましょう。チェックをする時は、脚をそろえてまっすぐ立ってくださいね。
- 太ももの付け根の外側が張っている
- 股下の間があく
- ひざの間があく
- ひざ小僧が内側を向いている
- ひざ下の外側の骨が出ている
- ふくらはぎの内側よりも外側の方が張っている
- 内くるぶしの間があく
- 正座またはお姉さん座りをよくする
- 骨格が完成に近づく10歳前後に畳や床に座る生活をしていた
上記の項目に当てはまらなかった人は、O脚の心配はありません。1つでも当てはまった人は、O脚の可能性があるので、早めに対応することをおすすめします。
この他の簡単なチェック方法としては、ノートくらいの厚さのものをしっかりと膝にはさめるかどうかで確認することもできます。
O脚を治すメリット
「普段の癖って無意識でやっているから、地道な努力をするのは気が遠くなりそう」という人もいるでしょう。しかし、O脚を治すと健康や美容面でたくさんのメリットがありますよ。
- 脚が細くなって、ミニスカートやスキニーパンツを履く自信がついた
- お尻が小さくなった
- 脚の疲れがとれてむくみが解消した
- 腰痛改善
- 血行促進
自宅で一人でもできる!O脚の治し方
O脚で悩んでいるならまっすぐな美脚を目指して努力をすることで、コンプレックスの解消だけではなく健康増進にもつながるので一石二鳥です。
超簡単!バスタオルを使ったO脚改善エクササイズ
バスタオルを使うO脚改善エクササイズのやり方
- くるくると巻いたバスタオルを両ひざの間に挟んで、両ひざを近づけた状態で軽く膝を曲げて数秒間キープ
- これを1セット5回として繰り返すだけです
1日1分でできるので、毎日続けやすいですね。動画では、両ひざを近づけるように意識すればバスタオルでなくてもできると紹介されているので、外出先でも隙間時間で気軽にできる、おすすめのエクササイズです。
隙間時間でできるO脚改善エクササイズ
手元にバスタオルがなくても、隙間時間でもできるO脚改善エクササイズもあります。
隙間時間でできるO脚改善エクササイズやり方
- 下腹に力を入れ、お尻を上げて基本姿勢を作る
- 基本姿勢を意識しながら、イスに浅く座る
- 両ひざを肩幅に開き、ひざ下が床と90℃の状態にする
- おへそから上半身を倒し、ゆっくりとかかとの上げ下げを5回行う
- 基本姿勢で立ったら、脚をギュッと閉じ、骨盤をゆっくり左右へ5回動かす
1~5までを1セットとして、3セットが目安です。椅子があれば短時間でできるエクササイズなので、忙しい人にもぴったりです。
意識したい!正しい座り方
エクササイズでの改善は効果的ですが、座り仕事が多い現代人には座り方から意識することが重要です。
O脚になるNGな座り方・正しい座り方
座りやすさを追求して足を組んだりあぐらをかいている人は少なくないと思います。しかし、このような座り方は骨格を歪めてO脚に近づく原因の一つです。O脚になりやすい座り方には、どのようなものがあるのでしょうか。
O脚になりやすい座り方
- 脚を組んで座る
- 猫背で座る
- あぐら
- ぺたんこ座り
- お姉さん座り
- 机に頬杖をつく
O脚を予防・解消する座り方
では、O脚を予防・解消する座り方のポイントを見てみましょう。
座る姿勢は骨盤に負担がかかりやすいので、長時間座りっぱなしになることを避け、こまめに立って軽いストレッチなどをするようにしてください。
座るときは背もたれに寄りかからず浅く座り、両ひざをくっつけて足裏は床につけます。視線をまっすぐ、あごを引いて背筋を伸ばすように座るのがポイントです。
O脚を予防・解消する立ち方
O脚の予防・改善には、正しい立ち方を知って実践することが重要です。正しい立ち方のポイントはどこにあるのでしょうか。
正しい立ち方
- 壁にかかと、お尻、肩、腰、頭をくっつけて立つ。かかとはそろえ、両つま先の間をこぶし1個くらい開けて、ひざはなるべく近づけて立つこと
- 目線をまっすぐ、顎を引く
普段使わない筋肉を使うので、最初のうちは正しい姿勢に近づけようとするだけでもきつい!と感じるかもしれません。毎日続けることで、慣れてきて壁がなくても正しい姿勢を作れるようになるので、ぜひ頑張ってみてください。
正しい歩き方でO脚を予防・改善
O脚を治すにはストレッチと並行して、正しい姿勢を意識することが重要です。
O脚の人は歩くときに脚の小指側に重心がかかりやすい傾向があります。かかとから着地して、踏み出すときは親指の付け根側に重心がかかるように踏み出す歩き方を意識して歩いてください。
おわりに
O脚は見た目が悪いだけでなく、腰やひざに負担をかけるので早め早めの治療が欠かせません。
原因となる普段の生活での悪い癖の改善や、隙間時間でのストレッチなど、地道な努力を続けることで、徐々に両ひざの間に隙間が解消されることを実感できるはずです。O脚を治して、まっすぐな美脚を手に入れましょう。
1児(女の子)を持つママライターです。不器用でヘアアレンジが苦手でしたが、練習を重ねて色んなヘアアレンジを楽しめるまでになりました。美容やおしゃれに興味のある女性と同じ目線に立った情報を発信していきます。