長時間パソコンの前に座っていたり運動不足だったり、私たち現代人は肩こりになりやすい生活をしています。慢性的な肩こりに悩まされている人にぜひ試してほしいのが、肩甲骨ストレッチ。
今回は、肩甲骨ストレッチが肩こりに効く理由を解説し、どこでも手軽にできる肩甲骨ストレッチのやり方を伝授します!
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肩こりってどんな症状?原因は?
肩こりとは、肩から首にかけての筋肉が緊張している状態のこと。その症状は人によってさまざまであり、重い、張っている、だるい、ジンジンする、冷たいなどとなります。
首や背中が緊張するような姿勢やよくない姿勢での作業、運動不足、さらに精神的なストレスや冷房などが原因になります。
肩こり解消のポイントは肩甲骨!
肩こりが慢性化すると、肩や首周辺だけでなく肩甲骨周辺の筋肉にも痛みやこりが生じます。肩こりを解消するには、肩甲骨の動きをよくしてその周辺の体液循環をよくすることが効果的。
肩こりに効く!肩甲骨ストレッチ
肩甲骨ストレッチは、立った状態でも座った状態でもできます。肩や肩甲骨の周りの循環が良くなり、体がポカポカと温まってくるのを感じるはず。はっきりとした肩こりの症状を感じていなくても、ちょっとしたタイミングで肩甲骨ストレッチをすることは気分転換にもなります。
肩甲骨ストレッチのポイントとやり方
肩甲骨を意識してストレッチしていると、集中するあまり呼吸を止めてしまいがち。無呼吸ではストレッチ効果も半減するので、深くゆっくりと呼吸しながらストレッチをしましょう。
肩甲骨ストレッチのやり方
- 両肩に手を軽く乗せて、ひじで大きく円をかくように内側と外側に回す
- 手を頭の後ろで軽く組んで、背筋を伸ばしてアゴを引き、上に手をゆっくり伸ばし、伸ばしきったら頭の後ろにゆっくり戻す。(10回)
- 背中が丸くならないように、かつアゴがあがらないように注意しながら、手のひらを上にして、腰の後ろで手を組んで、背筋を伸ばして胸を張る
- そのまま手を上にゆっくり伸ばし、伸ばしきったら元の位置にゆっくり戻す
- 1.を繰り返す
この肩甲骨ストレッチは、立った状態でも座った状態でもできます。肩や肩甲骨の周りの循環が良くなり、体がポカポカと温まってくるのを感じるはずです。
肩甲骨ストレッチのやり方
- 両手をぴんと伸ばして上に伸ばして、手のひらを外側に向ける
- 両方の肩甲骨を背中の真ん中に寄せるイメージで、ひじを曲げながら両手を横におろす
- 1.と2.を10回ほど繰り返す
このストレッチはイスやベッドに座ったまま手軽にできるので、オフィスでの休憩中や寝る前のリラックスタイムにやってみてください。
肩甲骨ストレッチのやり方
- 軽くこぶしを握り、爪を自分のほうに向けて、こぶしが目の高さにくるように両腕のひじからこぶしを体の前でくっつける
- 両腕をくっつけたまま、両腕をできるだけ上にあげる
- 上まであげたらひじから両腕を離し、右腕は右へ、左腕は左へ大きく回す。ひじが後ろに向くときは、両方の肩甲骨を背中の真ん中に寄せるイメージです
- 2.と3.を10回ほど繰り返す
このストレッチはあぐらをかいてするとやりやすいストレッチの方法。肩こり解消にだけでなく、スポーツの前のストレッチとしても使えます。
おわりに
身体の各所の筋肉とつながっている肩甲骨をほぐせば、心身ともにスッキリとクリアになります。気が付いたときや隙間時間にぜひ実践してみてください!
地方都市に住む20代女子です。体の内側からきれいになることを目指していて、栄養学や東洋医学を勉強中。最近は整体に通って、体のメンテナンスをしています。ぽっちゃり体型&童顔なことが悩みで、すっきり大人っぽく見えるファッションやメイクを日々研究しています!