ファスティング前に注目!準備期間に3つのポイント

メジャーとフォークとスプーン
ダイエットやデトックスに効果的と言われている「ファスティング」…、あやまった方法ですると体調を崩す原因にもなります。ファスティングを成功させるためには、ファスティング前の準備が欠かせません。
今回は、ファスティング前の準備期間中にやるべき3つのポイントをご説明します。

ファスティングにはなぜ準備が必要?

和食

食生活が変わるので胃腸に負担がかかる

ファスティング期間中に口にできるものは、普段の食生活と大きく変化して、酵素ジュースやグリーンスムージーに限られるため、普段の食生活から大きく変わり、体に負担をかけることにもなります。
負担をかけずにファスティングをはじめるためには、一定の時間をかけて胃腸の環境を整えて、胃腸がきれいな状態ではじめることが求められます。

ダイエット目的なら筋肉の維持が必要になる

ダイエット目的でファスティングをするのであれば、筋肉を忘れるわけにいきません。ダイエットを成功させるポイントは、カロリーの摂取量を減らした上で消費量を増やすことであり、筋肉をつけることで基礎代謝を増やすことが欠かせません。しかし、ファスティング期間中はタンパク質をとらないため、筋肉が落ちやすい傾向があります。
ダイエットに欠かせない筋肉量を維持するためにも、ファスティング期間前にはいくつかの準備が必要になるのです。

準備期間に必要なポイント

甘いものを拒否する女性

1週間前から「まごはやさしい」和食中心に

  • 「ま」…大豆やみそ、豆腐などの豆類
  • 「ご」…ゴマやナッツなど
  • 「は」…ぬか漬けやしょうゆなどの発酵食品
  • 「や」…野菜
  • 「さ」…魚類
  • 「し」…シイタケなどのきのこ類
  • 「い」…サツマイモなどの芋類

ファスティングに向いた和食中心の食事とは「まごはやさしい(孫は優しい)」食材を中心としたメニューです。外食やコンビニの食事が多い方も、ファスティングの一週間前からこれらの食材による食事に切り替えます。
牛肉などの肉類や小麦でできているパンやお菓子などは、ファスティング前の胃腸には負担となるので、主食はお米、できれば玄米を混ぜて食べるようにしましょう。もちろん、食べ過ぎは禁物。準備期間中は食べる量も徐々に減らすことで、スムーズにファスティングに入ることができます。

体を鍛えておく

ファスティング中は糖分や炭水化物を取らないため、カロリーを確保するために体脂肪を燃やしはじめます。このときに筋肉がついているほど、脂肪燃焼が活発になります。
もっとも、ファスティング直前に急にトレーニングをしても大きな効果は期待できません。ジム通いができるのであれば普段から通い、そうでなければ自宅で基礎代謝の向上が期待できる体幹筋を意識した運動をすることで代謝の改善をはかりましょう。

アマニオイルを摂取する

アマニからとれるアマニオイルには、宿便の排出を促す作用があるので、ファスティング前の胃腸を整える効果が期待できます。アマニは熱に弱いため、できればアマニ自体を購入して砕く食べ方が理想ですが、より手軽に摂取するためにはアマニオイルでも十分です。
スプーン一杯程度をファスティングの1週間くらい前から取り入れ、体内をきれいにしてからファスティングに臨みましょう。

おわりに

スポーツ選手は試合前に十分なトレーニングと研究を重ね、俳優はセリフや演技を覚えてから舞台に上がります。
これと同様にトラブルなくファスティングを終えるためには、事前の準備が欠かせないと言えそうです。

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