食事はちゃんとしたいあなたに!食べる順番を変えるだけのダイエット方法とは?

皿の上の野菜でできたDietの文字

運動や食事制限など、ダイエットのために日常生活を改善するのは、なかなか簡単ではありません。しかし、気軽にできるダイエットがあれば、すぐにでもとりかかることができると思います。
今回紹介するのは、「食べる順番」に気をつけるだけのダイエットです。「そんな簡単な方法でダイエットできるの?」と疑問に思う方、ぜひ試してみてください。

順番の基本は三角食べ!

栄養バランスと味覚の成長に効果アリ

サラダを食べる女性
小さい頃、よく母親に「ご飯は順番に食べなさい!」と言われませんでしたか?小さい子にとっての三角食べのメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
順番に食べることで、味の深みや幅を広げてくれます。メインのおかず先に食べてしまうと、味覚が育たなくなる恐れがあります。味覚の成長のためにも、順番よく食べる「三角食べ」が推奨されていたのです。

三角食べで消化・吸収を穏やかに

消化・吸収を穏やかに
食べる順番ダイエットの基本は、この「三角食べ」となります。食べる順番を守ることで、余分なコレステロールの吸収を防いだり、炭水化物の吸収スピードを遅らせることができるのです。炭水化物の吸収スピードを抑えることで、肥満の原因である血糖値の急上昇を抑える効果があります。
また、食材や食事の種類を変えながら食べることができるので、少ない量でも満腹感を得られて、食べ過ぎも抑えることができるのです。
食べる順番を変えるだけで、ダイエット効果だけでなく健康状態も改善するので、一石二鳥のダイエット方法ですね。

汁物⇒食物繊維⇒タンパク質⇒炭水化物の順番

お味噌汁

汁物

普通の三角食べでは、「食物繊維⇒タンパク質⇒炭水化物」となりますが、今回は通常の三角食べに加えて「汁物」も追加しましょう。
最初に汁物を飲むことで、水分がおなかにたまり、より満腹感が得やすくなります。

食物繊維

野菜たっぷりのサラダ

次にとりたいのが食物繊維です。先にサラダなどを取り入れることにより、その後おなかに入れる脂肪や炭水化物の吸収を抑えてくれます。
食物繊維は、サラダなどに多い野菜や海藻類、きのこ類が豊富に含んでいるので、摂取カロリーを制限することも期待できて一石二鳥です。

タンパク質

ジューシーなお肉

タンパク質は、お肉やお魚に含まれています。メインのおかずを想像していただければ、わかりやすいと思います。
タンパク質は消化スピードが遅いので、満腹感が長く続き、おなか持ちがよくなります。

炭水化物

白米
最後に、ご飯・パン・麺類などの炭水化物を食べましょう。この炭水化物を最後に食べることが、食べる順番ダイエットで一番大事なポイントとなります。
空腹の時に炭水化物を食べるとブドウ糖の働きにより血糖値が上昇して、脂肪がつきやすくなりますが、食事の最後に炭水化物を取ることで、炭水化物の摂取量を抑えて血糖値の上昇を抑制します。
この2つの効果により、食べる順番ダイエットは効果が期待できるのです。

食べる順番ダイエットの注意点

食べる量は今まで通り。油分は取りすぎない

油分は控えめに
食べる順番ダイエットは、食べる順番を守るだけのダイエットですが、注意点があります。それは、食べる量。順番さえ守れば今まで以上に食べても痩せるわけではありません。あくまで、今までどおりの食事量を守りましょう。
また、食物繊維をおなかいっぱい食べればいいのでは?と考えて、サラダをいっぱい食べるときも、ドレッシングなどの油分が多いものを多くかけたら意味がありません。食事内容には気をつけることも大切です。

メニューはバランスよくする

メニューはバランスよく
食べる順番ダイエットでは、メニューもバリエーション豊かにバランスよくすることも大事です。同じ食材ばかり使わずに、さまざまな食材と摂取するように心掛けてください。
どうしてもおなかがすくなら、食事の前にお水をコップ一杯飲んでみたり、かむ回数を増やしてみたりするなど、満腹感を得られるように工夫が効果的。
まずは食べる順番に気をつけて、習慣付けることができたら、ご飯などの炭水化物の量を減らしていくのがダイエットには効果的です。

おわりに

今回は、食べる順番を見直すだけで、ダイエット効果を見込めるお手軽なダイエット方法を紹介しました。
まずは食べる順番を意識することからはじめて、慣れてきたらカロリーを考えた食事も取り入れてみるなど、自分のペースにあった食事法を見つけてみてください。

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